食器棚とランドリーラック

日曜の朝、届きました

     

ニッセン家具第一弾*1。食器棚とランドリーラック。 これらがないまま3ヶ月を過ごした事実が信じられないほどの生活必需品だ。特にAmazonでフライパンやらシチューパンやらフードプロセッサー等を衝動買いしてからというもの、彼(食器棚)の来訪は誰しも(私と食器たち)が待ち望んでいた。
家具購入で悩むたびに友人が「ニッセンは本当にいいよ。安いし最近のはデザインもいい。返品可能なのも、品質に自信があるからだと思う」と、あんたニッセンのなんなのさと言いたくなるほどにかなりのニッセン推しをかましてきたので、押しに弱い私は「そうかぁ・・・ニッセンかぁ・・・」とカタログをペラペラとめくっていたのが昨年末のこと。
そこから購入に至ったのはほら、つい7日前のことでした。延びに延びた理由はまごうことなき、ザ・億劫、だ! これがめんどうくさがりの実力。
それで日曜は偶然、そのニッセン伝道師であるところの友人が遊びに来ていて、でかくて重いダンボールの包み3体に部屋をのさばられて途方に暮れている私をチラリと見、「・・・手伝うよ」。その後、手際の良い友人によってランドリーラックと食器棚はみるみるうちに完成していった。ああ食器棚ちゃん、ピカピカのオレンジ引き出しが愛しくてたまらない。
で、友人がテキパキと組み立てている一方、私はモタモタと散らかったダンボールやプラスチックテープや発泡スチロール等の梱包ごみを拾い集めてはすぐに握力の限界に達してそこいらにぶちまける、という運動を繰り返していたのだけどこの運動、依然として愉快な気持ちになれず、空腹と寒さも手伝って、次第に機嫌が悪くなる私。そんな不毛な私をも友人は気遣って「ここは自分が片付けるから、ひろこさんはご飯作ってよ」。よくできた子だよ。
それで私は心をぞんぶんに込めて白菜と長ねぎとじゃがいもの味噌汁、フライパンステーキ、牛タンのネギ塩焼きなどを作ってみたのだけど*2やはりここでも手際の悪さ発揮、味噌汁はじゃがいもがぐずぐずに崩れ、フライパンステーキは焼きすぎて靴底のように固くなり、炊いた米も水分が多かったのかヘチャとくたびれていて、もう散々。そして作ったそばからどんどん料理が熱を失っていくのはこの部屋の気温が外気と等しいからです。速冷式。
予定外の労働をこなした友人は、だけど残さず食べてくれた。「冷たくて固いけど・・・・・・おいしい・・・よ」と、肉料理にはあり得ない評価を述べながら完食した。そして最後に「良かったらこれ食べて」とチョコレートを置いていった。よくできた子だよ。

*1:このあと続々登場。7品目合計8万円強、一気に買いましたもので

*2:一瞬豪華に感じるメニューだが、実は前の晩に焼肉大会を開催していた。しかもこの友人と