ネスカフェ香味焙煎

先ごろようやく30g瓶を飲み終えたので感想をば。
これね、ネスカフェの「30万人試飲キャンペーン」でもらったんだけど、かなりおいしかったよ。オススメです。 私は会社で日に3杯ほどコーヒーを飲むのですが、この香味焙煎に切り替えてからは、日に5,6杯飲んでいました。瓶の中味がどんどん減っていくのが寂しくなるぐらいおいしかった。
あの インスタントコーヒーの薄っぺらい酸味とか苦味とかなくて、すごく飲みやすいです。香りもいいし、冷めても最後までおいしいまま。 お店でこのコーヒー出されたら、何も知らずに「この店のコーヒー、おいしいんだよー」とヒトに紹介してしまうかも。
香味焙煎


でも広告は失敗してるなと思う。「日本人は、うるさい」っていうアレね。「味にうるさい、香りにうるさい日本人のこだわりに応えました」ってやつ。「おめぇがぅるせっ」ってツッコミを待ってるアレ。む、別に待ってないか。
んで、瓶のラベルにも「作法」とか書いてやがんの。 「おいしい淹れ方」とかいうご案内じゃないの、「作法」、決めごとなの。しゃらくせぇやなぁ。

作法
器に約2g(スプーン1〜2杯)の香味焙煎を入れて、沸騰したばかりの湯140ccをひと呼吸おいて注ぐこと。余計なものは一切加えず、ブラックで味わうこと。
【その完成度を、ぜひブラックでたしかめていただきたいと思います。】

注文の多い料理店 (日本の童話名作選)』を気取ってるつもりなのかねコレ。広告会議とかで「いいねー!あえて上に出るの、いいねー!」とか盛り上がったんだろうか。自信作にはしゃぎすぎた。おいしいのにもったいない。
私の友人はこの「作法」を見て、「インスタントコーヒー風情でうっせぇよっ!」つって 早々にこの香味焙煎を駄飲*1し、その瓶にマキシムを詰め替えてやったと胸を張っていました。 私んちのニッセン家具組み立て進捗を心配してくれるような穏やかな子なのに・・・*2。 ま、広告で顧客失うことって結構あるよね、ということでした。商品ターゲットの日本人は、うるさい主張が苦手です。


でもやっぱりおいしいので、友人はマキシムを飲み終えたら即、香味焙煎を買いなおすべきだ。私は買うぞ。 そしてネスカフェは広告の方向性を改めなさい。

*1:だいん

*2:あ、ニッセン家具は無事にすべて組み立て完了しました。ご報告マデ