金持ちA様×貧乏B様

テーマはくりぃむしちゅーの成功の秘訣、とのこと。この番組、こんなふうに1組のタレントを特集するだなんて、少し内容が変わったのでしょうか*1。くりぃむのために今回が特別版なだけ?
まぁそれはいいとしてですね、くりぃむの2人はなぜかオバサマだのオカマさんだのに人気があるようなので、ぜひともこのおすピーにじっくりコトコトかわいがられているところ(!)を見てみたいと思っていた私なのでした。うふうふ。
VTRの北陽扮するくりぃむしちゅーはなかなか努力が感じられて良かった。伊藤ちゃんは上田メイクのシワだの天パだのを凝りすぎてちょっと大変なことになっていたのだけど(笑)、虻ちゃんの有田メイクは結構似てたかも。顔の余白含め。
番組の内容はほとんどトーク中心で、そのトークの内容もくりぃむの2人がこの半年間ぐらいにいろんなところで話てきたものばかりなんだけれども、それぞれが美しくコンパクトにまとまってて聞きやすかったし、2人も効果的な話し方をつかんできているなぁというのが感じられた。あのおすピーでさえ、さほど脱線させずに集中して聞いていたみたいだし。しかし今思うとあの30分番組の中によくあれだけ色の強い話を盛りだくさんに詰め込めたものだわ。まるでベストアルバムみたいに。トークのベストアルバム。
ツボなポイントをいくつか。 上田さんが「自分はオカマにはモテる」云々といった話をしていたときに、おすピーが「テクニックがあると思われてるんじゃないのぉ?」とはしゃぎだすのだけど、そこで有田さんが「別にこいつ、大したことないですよ」と、なぜか上田さんのその様子を知ったような口ぶりで話を遮ったため、「なんであんたがそこまで知ってるの?(おすピー)」「お前、俺と寝たのかよ(上田)」と速攻で指摘されていたのが、くだらなさとともにこの4人のチームワークの良さが出ていてウフフだった。 また、おすピーが「上田と遊んだら楽しそうだけど、有田はゲテ(モノ)だから・・・」と上田班に傾いた発言をすると、有田さんがムキになったのか「いやいや、僕は本当に優しいですよ。ベッドの中では」といつものように自分の色気を主張。しかし考えてみれば相手はオカマのおすピー。上田さんは「なんでお前、この人たちにそんなアピールを・・・」と、ツッコミ・・・というよりは心配するように有田さんの顔を覗き込む。我に返った有田さんが「ホントだ・・・なんでアピールしたんだろ・・・」と萎えていたのには爆笑した。 基本的に有田さんはどの番組でも「もてはやされる上田を否定し、己を自画自賛する」というネタ芸風で笑わせてきているので、このおすピーの前でもつい同じ感覚で言ってしまったんだろうなぁ、と。そういう素直というか律儀なところが素敵ですぜ。
それから、例のタクシー内で有田さんが上田さんにギャグをやらせたまま放っておく・・・という話題になったとき、おすピーが「有田の言うことを聞かなければいいんじゃない?」と上田さんの甘さを指摘するのだけど、そこで有田さんが満面の笑みで「こいつ(上田)は、僕が“(やらないなんて)男気がねぇなぁ”って言えば、なんでもやってくれるんです」と悪びれずに言ったのがかわいくってねぇ(惚)。しかもその有田さんの新妻的な言葉を特に否定するでもなく笑ってる上田さん・・・。 はは、そうでござりんすか。まことにもって仲のよろしいこってス。


ちなみにですね。やはりおすぎとピーコのトーク番組ですから、実際はもっと直接的な色発言が出てきていたのですけれども、そのあたりはあえてぼやかしてます。まだ思春期まっしぐらなんで私。あと今これを書いているのが会社だから、というのもある。

*1:以前は、絵本作家だの焼き鳥屋だの手タレ足タレだのと、毎回1つの職業を取り扱っていたような気がする