さんま御殿

ルー大柴出川哲朗磯野貴理子が一緒に出てて、今回はさぞかし・・・と思ったけど、この3人がかなり面白かった。さんまさんがこの3人を信頼してるって感じで、多少スベっても懲りずに次々と話題をふっていたのがいいなぁ。
磯野貴理子が頑なに結婚の話題に触れようとしないのがかわいらしい。旦那の話になると顔が真っ赤になって、それも含めてこの人の芸風だよなーと思った。 それから、貴理子がいつものように興奮して立ち上がると、ちょうどさんまさんの真正面のカメラに貴理子の後頭部がかぶる仕組みになっていて、その状態を知ってからというもの、貴理子はむやみやたらに立ってたような気がする(笑)。貴理子の後頭部越しの隙間に見える明石家さんま、という図がおっかしくてしょうがなかった。
ルー大柴はそれほどしゃべらなかったけど、「やっぱボディランゲージなわけよ!」と腰をくねくねさせているのを見て、あ〜懐かしいなぁこの人のクドさ・・・としみじみ。自分が子どもの頃はルー大柴の芸風が苦手だったけど、大人になると価値観が変わるものなのかな、とにかく彼のくだらないまでのサービス精神が嬉しい。ルーの髪型は伸びきったパーマみたいで、さんまに何度か「どこの美容院ならそんな髪型になるんですか?」とツッコまれているのに、素直に「宮前平の『ジョイ』って店」と普通に答えているのもルーの人の好さ。
くりぃむ有田さんは「(ムダに思えるのは)上田のうんちく」としてお決まりの上田否定。それでさんまさんが「有田はうんちくとか持ってないんだ〜」と言うと、有田さんは「そうなんですよ、僕、なんにもできないんですよ〜。笑いを取ること以外は」。この言葉の直後にドカンとスタジオが揺れるようにウケて、まさに有田さんの才能発揮状態。「ホント、笑わせることしかできないなんて、最低ですよね僕」と自分を卑下するような口調で有田さんが自画自賛しているのを、スタジオじゅうに溢れる大きな笑い声に紛れて上田さんが「最高だよ」と言ったのが、ツッコミなのか相方への賞賛なのか、いい具合に曖昧な一言で、胸がきゅっとなった。