うんちく王SP

「明日も会社なんだから、早く寝る寝る・・・」と自分に言い聞かせながらも、『ロバートホール』を見た勢いでこちらの録画分も再生してしまった。午前2時の出来事です。通常のうんちく王が放送されている時間だよこれじゃ。しかもこれを書いている今は午前4時。このまま起き続けるんだろうか。会社クビになる今度こそ。
キャスト、進行、結果云々に関してはですね、もうこれは仕方がない、ゴールデンで生放送ですから、スムーズに進むように演出がなされているのでしょう。でもなんだかんだでうんちく王が登場するたびに「キャー」と乙女のような歓声をあげていた私ですよ午前2時過ぎにですよ。だって久しぶりに見たら、なんか格好いいんだもの皆さん。
もちろん優勝が誰かというのは決めがたいのでしょうが、私の中では松尾貴史さんですかねぇ。後半からのノリ方が素晴らしかった。ご本人も以前おっしゃってましたけど、白目の多い人というのは落ち着きがあるように感じられて、ああいう緊張感のあるところでは堂々として見えますね。上田さん、賞金4分割しちゃいなさいよ。
以下、思ったこと感じたこと。

  • 最近の菊川怜さんの髪型は「誰かに頭を持たれた」後みたいだ
  • 石田純一という人は、どんなに嘲笑を受けても「俺は望まれてる」と変換できるポジティブシンキング王。これはこれで必要なタレントなのかも
  • カメラに視線をやりつつも、ちゃんと客席に向けてうんちくを発表していたあたりに伊集院さんのやさしさを感じた
  • 通訳の有田氏へ律儀に耳を傾ける曙。私の中での好感度急上昇
  • ためしに副音声へ切り替えてみたら本当に中国語が流れてた
  • しかし各々の外国語に翻訳するとき、専門用語や日本ならではの文化はどう訳しているんだろうか
  • そう考えると通訳さん自身も翻訳を聞いている人もかなりの知識力を問われている、はず

で、この通訳の件で思い出したことがあってですね、うんちく王とはまったく関係がないのでここからは読み飛ばしていただくのが賢いとは思いますけれども、昔、マーチン・St・ジェームスっていう催眠術師がブームになったでしょう。あの、山口美江に大根かじらせた人。 ブーム当時、小学生だった私にとって、彼らはわざわざ催眠術使ってまで一体何をしたかったのかが理解できませんでしたけど(無論いまもできませんけど)、あのとき不思議だったのは「この催眠術師は英語*1をしゃべっていて、その催眠術を翻訳しているのは石井さん*2という通訳の人。そして催眠にかかっているのは日本人のタレント。・・・ということはタレントたちは石井さんの言葉で催眠術にかかっている。じゃあ本当にすごいのは石井さんなのでは」ということでした。 しかし結局、本当に一番すごい人が誰なのかはわからないままブームは終わってしまいました。やっぱり一番は山口美江かなぁ。ゴールデンの生放送で大根かじって話題になるぐらいだものね。

*1:小学生には英語以外の外国語の概念がない

*2:たしか“石井さん”だった気がする。しかもちょっと恋してた気もする