『きょうのできごと』

テアトル新宿。水曜は男女ともに1000円。
きのう、おとといと続けて無駄に高いお金を出し無駄に高カロリーな食事をしてしまったので、きょうは、夕飯がわりに映画を観ることにした。
映画冒頭の妻夫木・田中・伊藤のうすら寒い棒読み関西弁に失敗感よぎるも、走り出してみるとちょこちょことお楽しみ要素が出てきてなんとか楽しめた。
それにしても行定監督という人は、こういう「ワガママで甘えんぼうでなんだか不安げなところが私のアイデンティティ」みたいな女の子が好きなんだろうか。田中・伊藤が演じる2人に殺意を覚えたのは私がダメ人間だから?それとも「どうです、こういう“男に尽されて当たり前”な女でも、それなりに悩むんですよ」と差し出すための演出なのか。いやぁ、このムカっぷりはかえって清々しい。
以下、思い出したものから感想羅列。携帯メールからの書き込みなので読みづらさはご勘弁。敬称略。
大倉孝二はいつもの焦り虚し系でウフフ。 津田寛治とのやりとりもなごむね。 柏原収史はいい雰囲気で好きだけど、今回の役柄は優等生すぎてちょっとアレ。 OverDriveの石野さん(だっけ?メガネでヅラ役の方)が一番自然だった。 役者名失念、西田役の男性もはじけぶりが哀しくて良かった。 あともう1人またも役者名失念、かわち役の男の子が美しすぎて焦る。 山本太郎、この人はいつまで学生役なのだろう、まぁ今回はさすがに学生っぽくはなかったけど。 なんだかんだで池脇千鶴が持っていってる。 一瞬たけしが映った気がしたのだけど、キャストには名前なし。気のせい?
おなじみの映画頻出ヤング俳優や、「あ、こんな人も出てるのか」な有名人が揃ったイベント的映画。最近こういうの多いね。1000円で観られるなら映画館で観たほうが楽しいかも。ビデオで観てもたぶん作品との距離は広がるだけだと思う。でも1800円出すほどかどうか。そのあたりは各々の価値観で。



夕飯がわりの映画鑑賞だったけど、携帯でちまちまと長文打ってたらおなかが空いた。改札を出た足でスパゲティ屋。
“若鶏とねぎたっぷり、しょうゆバタースパゲティ”とフルーツワイン。満腹。