トリビアの泉

おもしろかったー!
遅い夕飯を食べながら親と見ていたので「どうか下ネタが出ませんように・・・」と祈りながら見た。そんな22歳。
「ゴリラの学名はゴリラゴリラ」というネタはうんちく王で上田さんが話してたのを聞いたことがあったので驚かなかったけど、その検証VTRで、動物の研究をしている偉い感じの先生*1がゴリラクイズを出され、早口言葉のように「ゴリラゴリラゴリラ・・・」と言わされているのがくだらなくて良かった。「今、ゴリラって何回言った?」「4リラ−1リラは?」という質問にも真面目に反応していたり。
トリビアの種』では「中学生の落書きにもっとも多いのは○○」という種を検証。落書き、したなぁ。というか今でもしてるよ。大学時代に使ってた能楽の教科書とか、落書きだらけだもん。しかも検証で判明した第1位と同じ“ふきだし”モノが、やっぱり私の教科書上にも多い。能面って何か言いたげなのに黙っているから、どうしても代弁してあげたくなっちゃうんだよネ。
あと、私が小学5年生だったとき、ちょうど雑誌『小学五年生』(小学館)でみうらじゅん発案の“らくがお”が流行ってたことなども思い出した。あのときは「子どもの落書きを雑誌に掲載したり本にして売ったりして、何がおもしろいんだろう」と不思議だったけど、今こうして大人になってみて小中学生の落書きを見ると、あまりのおバカさと意外なハイセンスぶりに呼吸困難になるね。こりゃお金出してでも見たいかな、って思う。 泉麻人の『ナウのしくみ』を発刊当時に読んでも「そんなの当たり前じゃん、わざわざ本にするなよ」って思うだけだけど、数年後に読み直すと貴重な歴史的資料として楽しめる、っていうのと似てるね。いや、全然違うや。忘れてください。 とにかく“らくがお”を企画として出したみうらさんはすごい、と言いたかったのです。そしてみうらさんをオファーした『小学五年生』編集部も。

*1:この形容、我ながら頭悪そうでイイ