こういう本が気になるということは大人になった証拠、ですかね。本屋に入ってもいつも素通りしていたレジ付近の平積みに、『バカの壁』類*1とともに並んでいたこの本。つまりターゲットは忙しいビジネスマン。詩的表現の行間を読んでいるヒマなどないの、株価とかも追わなくちゃいけないから俺ちゃん!的な。オイシイところだけをわかりやすくかいつまでん説明してほしいお年頃。口癖は、「要は」「逆に」「取り急ぎ」。
でもこの本って、タイトルとサブタイトルだけで概ね内容を説明しちゃってるのが潔くて惚れますな。さすがビジネスマンの味方。つまり人間は3時間ずつ眠ると効率がいいとか、そういうことですよね?違う? もしこのタイトルを掲げながら「眠くなったときは舌を噛むなどしてガンバレ」とかいう内容でまとめてたらグーでぶつけどいい?っていうかむしろ買うよそんな本。
しかも本の帯に「ナポレオンもドクター中松も・・・みんなこれで成功を手にした!」みたいなことが書かれていて、完敗。
ちなみに昨夜から今朝にかけてうっかり10時間寝続けてしまった私でして、悔しいので今夜は大人としてがんばって起きます。
おもにテレビを見るなどして。