恋するハニカミ

くりぃむしちゅー有田さんが出ると聞いていたので初めて見た。以前、伊集院さんが「見ていられない」と言っていた番組なので、どのぐらいこそばゆい番組なのかと思ったけど、私は結構見ていられるかも。伊集院さんと感性が合わなくてショック(笑)。でも深キョン&有田さんだから見ただけだよー、他のイケメン俳優とかだったらきっと見てらんないはずだよー、とあがいておこう。
ええと、デートプランやデート中の条件は番組側が提示してくれるのね、フムフム。 今回は深キョンのドラマ撮影現場の埼玉で待ち合わせ→リムジンで渋谷へ→プリクラ&ドンキホーテで買い物→新婚気取りで2人の家へ→12時解散、という流れ。12時までの期限付きということで「シンデレラデート」と打たれていた。シンデレラデートを「12時解散」って、私の表記の色気のなさよ。
この番組のルールとして、直接会うまでお互いに相手が誰なのか知らないことになってるんだそうで、待ち合わせ場所で相手が有田哲平であり深田恭子であることを知った2人。バラエティで何度か共演した仲だとかで、あとから撮影した各々の感想VTRによると、この相手がわかった瞬間を「おもしろくてファンだったので嬉しかった」(深田)、「深田恭子ちゃんかー・・・と思った」(有田)と言っていた。すぐに番組の設定を楽しもうとする深キョンと、女優・深田恭子を意識してか緊張の色がなかなか消えない素の顔を見せた有田さんが対照的でおもしろい。
まずは用意されたリムジンで渋谷まで。車内ではシャンパンで乾杯。そしてこれから始まるデートでお互いをくだけたあだ名で呼び合おうということで、「なんて呼ばれると嬉しい?」(有田)と訊かれた深キョンが「じゃあ、恭タン」とわりと即答してるあたり、現役の若者だよね。それで今度は「僕のことはなんて呼んでくれるの?」(有田)と言われて深キョンが答えた「有タン」にウケた。ほとんど苗字じゃん(笑)。  シャンパンも飲み、落ち着いたところで番組から有田さんに提示されたお題「深田恭子の頭を"いいこいいこ"と撫でながら褒めてあげる」。ひゃー(恥&羨)。しかし、たじろぐことなく淡々と「前髪のあたりをタテ方向に」と撫で方を指定する深キョンが、普段から理想を具体的に描いていたようで乙女らしい。有田さんのほうはまだ緊張していて、2人のあいだにもう1人ぐらい座れそうなほど空間をあけながら腕を伸ばして指定されたとおりに深キョンの頭を撫でていたのが素っぽくて好感が持てたよ。
渋谷に到着。手をつないでスクランブル交差点を渡る2人。すれ違う人々が「え・・・えーっ!?」と振り返っていた。「帽子もかぶらずに前を向いて渋谷を歩けるなんて嬉しい」と素直に喜ぶ2人。普段は帽子を深くかぶり足元だけ見て歩いてるから、渋谷の街並みはほとんどまともに見ていないとのこと。番組とはいえ撮影隊も小規模だったから*1素に近い状態で歩けたんじゃないかな、良かったねぇ。
ゲームセンターに入ってプリクラ撮影。無料でコスプレ用の衣装を借りられるということで、はじめは猫耳を選ぶ2人。有田さんの猫耳はコントっぽくておかしいけど、猫耳深キョンは女子の私でも垂涎モノだよ。でも似合いすぎて「恭子、猫耳だと普通だなぁ」(深田)と、他の衣装を選んでた。結局、有田さんが選んだ戦隊モノのでっかい着ぐるみの頭部をかぶることに。「ヤダ、絶対ヤダ〜!」と嫌がる深キョンが、素になってきたみたいでかわいいな。そして嫌がりながらもプリクラ撮影が始まると素直にはしゃぐ深キョン。この程好い幼さがたまらんよ。
次にドンキホーテで買い物。 ところで、カップルでドンキホーテに入るのって、ちょっとヤラシくていいね。私はドンキ未経験だから詳しく知らないけど、聞いた話では、商品がごちゃごちゃと置かれてて何に出くわすか予測不可能な店なんでしょ?フライパンの隣に急に気まずいものとか置いてあったりするわけでしょ(何が気まずいものなのかは具体的に書かないけどさ)?そういうところになにげなく入っていく人たちを見ると「おお、いろいろ許せる仲なんだわ」と思ってしまうのね。ひろこ22歳、思春期爆走中。  で、私なんかの妄想をよそに、有タン&恭タンは店内にぶらさがっているピカチュウゴジラの着ぐるみを見つけて盛り上がり、購入。  そして店を出たあと、公園通りを歩く2人。ここで番組から有田さんへのお題「お疲れの恭子姫をお姫様抱っこして歩く」。「うわー」と恥ずかしがりながらも、業務的に抱っこし抱っこされる2人。芸能人て大変だ。
最後に「新婚夫婦のように」という名目で番組が用意した家へ。さきほど買った着ぐるみをさっそく着ようということになり、有田さんはリビングのカメラの前で、深キョンは別部屋で着替えるんだけど、有田さん、着ぐるみに着替える動作がソツなさすぎ(笑)。プリクラでもそうだったけど、やたらと着ぐるみに執着してたのは「俺は芸人としてテレビに映ってるんだ」という自己認識の強さからなのかな。  ピカチュウに着替えた深キョン、かーわーいーいー。有田さんのゴジラも似合うね。「(着ぐるみのゴジラと)顔が似てる」と深キョン。素直。
着ぐるみを着たまま、リビングで黒ひげ危機一髪*2に興じる2人。何度やってもすぐに黒ひげを飛ばしてしまう深キョン。敗者への罰ゲームだの勝者へのご褒美だのといって、ピカチュウのものまねをする深キョンと頭を撫でてもらう有田さん。有田さんを撫でるとき、深キョンは「有田さんは・・・おもしろいし、やさしいし・・・ゴジラに似てるし・・・」と褒めていた。
そしてなおも着ぐるみを着たまま、「他の部屋はどうなっているんだろう」と建物探訪。寝室を発見、勢いでダブルベッドに飛び込む有田さんと、距離を置いてソファに座る深キョン。それで「あ、これはマズイ」と思ったのか(笑)、有田さんはいったん立ち上がり「恭タンもベッドに転がってみなよ」と促していたあたりに男・有田哲平を見たような気が。考えすぎ? でも、ベッドに転がる深キョン、の隣へ「あ、(枕元に)シンデレラの絵本がある」と自然に転がりこむ有田さんの流れが自然すぎて恥ずかしいよ。
『シンデレラ』の小さな絵本を2人で覗き込みながら交代に朗読し、「12時までに」というくだりで、ふと残り時間の少なさに気付く。時計を見れば11時50分。しばし寂しさの沈黙。2人とも、本当にせつなそうな顔してた。  そこで番組からの最後のお題「有田哲平は別部屋で本日のデートの感想をテープに吹き込む。それを深田恭子が帰りの車の中で聞く」が提示される。
手をつなぎ、お迎えの車まで歩く、その2人の顔に笑顔はあまりなくて、深キョンが子どものように「まだ遊び足りない」という顔で有田さんを見上げていたのが印象的だった。  車内で再生したテープからは、ぽつりぽつりと有田さんの「恭タンが、芸人の僕とデートをしてくれたっていう、そのことが嬉しい」の言葉。



むーん(月)、短かったけどいい雰囲気でした。特に、有田さんが調子に乗ったり笑いを取りにいったりしてなかったのが貴重だったね。 深キョンの邪念のないかわいらしさもあって、2人はカップルというよりも兄妹という感じだったけど、深キョンのイメージにはこれがぴったりだよ。
まぁでも、今回の2人がサワヤカップルだから抵抗なく見られたんだろうなぁ・・・と自分へ言い訳しつつ、スタジオトークも、そのあとに続く吉沢悠くんのデートも見ずにテレビ観賞終了。 さ、馬鹿力の続きを聞こう。

*1:引きの映像では、2人の手前に家庭用程度のビデオカメラを持った男性が1人だけ見えた

*2:これもドンキホーテで購入したらしい