ダウンタウンDX

おぎやはぎ、この番組に初登場なんだそうな。
"視聴者は見た!"のコーナーで「電車の中で楽しそうにクイズを出し合うおぎやはぎを見た」という投稿が読まれていて、これどういうこと?と振られると「だって小木って、すごくいいクイズ出すんですもん〜」(矢作)、「そう、俺はいいクイズ出すよね」(小木)とさっそくホメホメ漫才が始まっちゃった(笑)。 そして矢作さんが、今までで一番印象の強かった小木クイズは「Jリーグ選手の出身地で一番多いのはどこ?」というものだった、と嬉しそうに紹介。「1位は迷わず"静岡"で正解なんですよ。でも2位が難しくて、埼玉だとか鹿児島だとかってサッカーが盛んな県をいくつか挙げたんですけど、なかなか当たらないんです。結局わからなくて答えを聞いたら、正解は"ブラジル"って言うんですよー。俺、1位が静岡だから、てっきり都道府県で考えてたんだけど、ブラジルってのがねー!すごくいい問題ですよねー」(矢作)、「そう、あれはいい問題だった」(小木)。 あまりにも仲睦まじいおぎやはぎにスタジオがほんわかしてしまい、ダウンタウンの2人こそが照れくさそうに笑ってたのがなごやかで良かったな。
あと「石原良純が運転中の車内で怒っているのが見えた」という投稿があったのかな、そんなような話題が出たのだけれど、それはなぜかというと、良純はカーナビの案内にいちいちツッコんでいるからなんだって。たとえばカーナビが「100メートル先を右折です」などとアナウンスすると、すかさず良純は「バーカ!この時間はあの道を通ると混んでるんですー!ここはまっすぐ進んだほうが結果的に早いんだよ!」と悪態をついてるらしい。この人、なんでもムキになるところが逆にいとおしくなってきたよ(笑)。
"告白ランキング"「泣きたかった・・・」というテーマの話で小木さんが「昔、マンションの管理人のバイトをしていたとき、何度もヤ○ザたちの小芝居を見せられていた」という話を披露。 そのヤ○ザたちは家賃を溜め込んでいたのだけれど、それを払いたくなかったのか、バイト管理人の小木さんを毎回呼び出して「俺たちがいかに恐いか」という小芝居を見せてたんだって。とにかく、偉そうな風貌の人が子分に罵声を浴びせたり小突き回したりするのを淡々と見せられていただけで、小木さん自身は一切手を出されなかったんだそうな。でもたま〜に罵声のおこぼれ(?)が来たりして「お前なんか東京湾に埋めてやる」とか言われた、と小木さんは言うのだけど、浜ちゃんが「東京湾に埋める・・・?"沈める"やろ?」と訂正すると小木さんは「いや、彼は確かに"東京湾に埋める"と言ってました」と毅然と答えてた。それを聞いて松ちゃんも「そりゃますます何をされるかわからなくて怖いなぁ」と。  しかしカネを払いたくないから芝居を打つなんて、売れてない芸人がやりそうだよね。ある種のコントだし。まぁ紙一重みたいな商売ですけれども。
つづいて「さすが○○」というテーマで、志村けんがすごい話をしていた。 「『全員集合』をやっていた頃、飲み会でジャンケン大会になったのだけど、人数が多すぎたうえにみんな酔っていてなかなかジャンケンの出すタイミングが合わなかった。だから俺が"最初はグーから出してリズムをつけよう"と提案し、それがウケたので番組中でも使ってみたらあっという間に全国に広がって、今となってはジャンケンルールのスタンダードになってしまった」それが"最初はグー!"のかけ声なんだそうな。つまり私たちが子どもの頃から当然のように歌ってきた「♪最初はグー♪またまたグー♪いかりや長介アタマがパー♪正義は勝つ♪ジャンケンポン!*1」というジャンケン歌は志村けん発だったんだね。「さすが俺」と志村けんもキレイにまとめてた。  しかし私たちなんてギリギリでドリフを知っている世代だけれど、この先ドリフを歴史でしか知らないような世代にもこれが手毬歌のように歌い継がれていくんだろうなぁ。なんて考えたら、ドリフの影響力や志村けんの発案力に改めてグッときてしまった。
次に「さすが○○」という同じテーマで矢作さんの話。 4年ほど前、矢作さんが山崎邦正宅に遊びに行ったとき、そこには極楽とんぼ・加藤さん、ロンブー亮さん、ジャリズム山下さんが揃っていて楽しく遊んでいたのに、突然そこへ松ちゃんと今ちゃんが乱入してきて、なごやかな空気が一変、張り詰めてしまったんだそうな。しかも松ちゃんは矢作さんに気遣って何度も話しかけてくれていたのだけど、ずっと「矢追くん、矢追くん」と名前を間違え続けていたのだそう。 そのときの様子を思い出しながら「正直、早く帰らねぇかな〜と思ってました」って本当に正直に言っちゃう矢作さん(笑)。 で、そのうち酒に酔いだした加藤さんが松ちゃんにからんで「貯金、どれくらいあるんすかぁ」と思い切って訊いてしまったんだとか。でも松ちゃんはその質問にちゃんと答えていたらしい。その額を横で聞いていた矢作さんは「さすが松本人志」と思ったんだそうな。 ・・・という話をし終えた矢作さんに、スタジオで誰かが「で、松ちゃんの貯金はいくらだったの?」と訊いてスタジオの空気が「そりゃ訊いちゃいかんだろ」という具合に一瞬止まったのだけど、そこを臆することなく「まぁ、さすがの松本さんでも100億円には達してなかったですね」と言ってのけて、ひと笑いをとった矢作さん。さすが。

*1:地域によって歌詞に違いがあると思います