はねトび

朝のしたくをしながら見た。
『カワイイ』は上戸彩ちゃんを迎えて。彩ちゃんホントにカワイイよ(笑)。 冒頭で秋山さんが「はねトび北陽が復活したけど、“復活”ってカワイくない?」と言ったのが「おかえりなさい」と迎えているように聞こえて胸がキュッとなった。朝の忙しい時間に何を感動してるんだか私。 そのあとの虻ちゃん攻めもリアルで*1哀しおかしかった。
堤下さんがコックとなり「オーダー取ってこい!」といつものようにメンバーへ指示。ロブスターを両手に「イェイイェイ!」の梶原さん、連なるソーセージを手綱に見立てた板倉さんの馬車などにウケた。堤下さんのツッコミ向上を望む。
『エンタの貧乏神様』の秋山さん演じるYU-YAも哀しくて好きだな。指名した女性客の手が本気で嫌がってるんだもの(笑)。
エンドトークで彩ちゃんが西野さんの暴力的なツッコミを訴えていてメンバーもそうだそうだと愚痴っていたけど、それは私もつねづね思っていた。 というのも以前、正月の爆笑ヒットパレード(生放送)でキングコングがネタを披露した際、西野さんのツッコミの衝撃があまりにも強すぎて梶原さんのセリフが飛び、ほんの数秒間だが「ええと・・・ええと・・・」と言葉を探している姿を見たことがあったから。
ただ、若手芸人のツッコミというのはたいてい、ボケに比べて自分なりの形が決まっていないことが多いと私は感じている。ボケの「異質」「珍奇」などという自己表現に対して「激しさ」でしか自己表現の方法を見い出せてないんじゃないかしら。それはかつてのダウンタウン浜ちゃんでありナイナイ矢部さんも同じだった*2。彼らも当時は「ツッコミが足をひっぱってる」みたいなことを散々言われていただろう。今の自然なツッコミや仕切りは、努力の結晶だと思う。 努力を重ねても、「自然」(≒違和感がなくなる)と評価されるだけとは、なんて大変な職業なんだろう。
はねトびはボケ陣が異常に強力過ぎてどうしてもツッコミの2人の*3力量が目につき辛く批評されてしまうけど、そのあたりはツッコミなら誰しもが歩んでいく道と考えてですね、ぜひともがんばっていただきたいものです。どの立場の誰なんだ私は。


以上、JR総武線の車中より携帯メールにて。新人会社員のやのでした。

*1:自分もこういう体験をしたなぁ・・・と、朝の忙しいときに懐かしんでみたり

*2:関西の芸人さんに多い傾向なのかも

*3:西野さんと堤下さん。北陽の伊藤ちゃんやドラドラ鈴木さんもボケとみなすので