いま松本さんちで“アンフェア篠涼の美乳の件”についての真相を途中まで読んで「なんだよもともと乳商売の人の乳なのかよ」とちょっと失恋した気分になったんですけど最後まで読んだらやっぱり今後もちゃんとドラマを見ておくべきだと思った。裸体抜きでも面白いし、美乳は女が見ても美乳だし。誰のだろうとじゅうぶんに見る価値がある。でも女の視聴者としては今までの興奮はなくなるかもしれん。
真相を知るまであの裸が特にエロく美しく感じられたのは、ボディを提供しているあいかさんの体そのものの美しさと“篠涼のヌード”というバリューに加えて、視聴者（おもに私）が、篠涼の裸体からはね返る 市村さんの鋭い眼力を浴びているような感覚になっていたからではないかと考えています。
漫画『パタリロ！』の中に、バンコランの伯父であるキーン・バンコランという人物が登場しますが、このキーン伯父さんもバンコラン一族として眼力が使える男で、しかもその眼力はバンコランよりも強いのです。その後キーンはバンの恋人のマライヒをまるめこんだり、マリネラのダイヤ販売網を絶とうとたくらんだりなど、いろいろやりました。
市村さんを見ると私はなぜかそのキーン伯父さんを思い出します。それはきっと市村さんもたぶん眼力が使えるからであって、ゆえに視聴者（おもに私）は篠涼の裸体（として映っている体）に眼力の残光を感じて興奮していたんじゃないかというお話。
