24 -TWENTY FOUR- vol.1

ことごとく自分の視力と頭の悪さを実感。ストーリーを追うのに手こずって、楽しむ余裕がほとんどない。
午前0時から始まるこのドラマ、外に出てみれば当たり前だけどどこも暗闇で、ほとんど何も見えない状態。銃声ばかりが鳴り響いて不安は募る。しかも、登場人物を男か女か黒人か・・・ぐらいの情報でしか見分けがつけられない私には「今、誰が誰にどういう理由で銃を向けているのか」とかがさっぱりわからない。
でもストーリーの終りあたりになると、その1時間に起こっていた出来事を登場人物の誰かしらがかいつまんで話してくれているので「なるほどだから慌ててるのねこのヒトたち」とひとり遅れて納得・・・したところにまた新たな危機的状況が!どうなるの!?・・・エンドロール。ああ!次を早く見んければ!というしくみ。結局なんだかんだで楽しめてはいますがね。時間を重ねれば外もだんだん明るくなっていくだろうし。みじめな期待。みなさんはもっとちゃんと楽しめると思います。
洋画における夜のシーン(隠喩ではなく昼夜でいう夜ですよ)がことごとくダメです。このあいだ見た『アメリカン・ビューティ』も開始20分頃の画面の暗さに耐えかね、いつのまにか記憶を失っていて、気がついたらエンディングだったという具合。記憶に残っているのは娘の友だちが全裸でバラの花びらにつつまれているという主人公の妄想だけって・・・なんだ私は中2男子か。オスカーもらってるんだよねこれたしか。ごめんなさい。
見分けがつけられなくて断念したといえば漫画『あさきゆめみし』もそうでした。末摘花ぐらいしか特徴ある姫君がいないんだもん、っていうか光源氏の節操がなさすぎて作者が描き分けられなくなっちゃったんだよねきっと。