ちびまる子ちゃん

本日放送の2話目『まる子、お見通しに憧れるの巻き』にヤラレた。
お母さんが、相手の要望や報告を聞かなくてもたいていのことはお見通ししているのがすごい、というハナシ。たとえばまる子がムズムズしながらお姉ちゃんとおやつを食べていると「おやつはとっておくからトイレ行ってきなさい」、おじいちゃんが探しものをしていると「ハイ、耳かき(さっき耳をいじってたから)」、はたまたお父さんがお母さんに甘えてくると「今夜はもう(お酒は)ダメですよ」と切り返すお母さんに感心したまる子が「わたしもお見通ししたい」とおじいちゃんをじっと監視しておじいちゃんを困らせる、という内容。それはそれでかわいらしくて良いんだけど、このハナシの冒頭がすごかった。
「ただいまー」と普通に帰ってきたまる子の顔を見たお母さんが「まる子、泣いたの?何かあったの?」と突然。まる子は驚くけど、そういえば体育の授業で転んだときに泣いたことを思い出す。「なんでわかるの?」「わかるわよー」と、その後の会話では当てた理由は明かしていなかったけど、絵では、確かにまる子の頬が少し汚れていた。
涙腺搾られた。
子どもの頬の汚れを見て涙のアトだとわかるなんて。それで学校での生活を心配するなんて。なにげない顔して、どれだけ神経と愛情注いでるんだこの母親は、っていうね。いや、まいった。