BACCARI DI NATURA〜ルミネエスト新宿店〜

日曜に風呂と布団を借りた友人から、昨日の昼に「いろいろ忘れ物あったから新宿まで届けにいくよ。ついでにごはんでも」と連絡あり。9日、本当は渋谷タワレコでのInKとリリーさんのトークショーに行くはずだったけど、自宅仕事で忙しい友人が新宿に来ていることのほうが珍しいので迷わず新宿へ。

ガラス張りのお店なのだけど、そのガラスのところどころにふぞろいの凹凸があって、店内が水の中みたいに見える。外観に惹かれて入った。
メニューに“本日のバカリ”と書いてあったのを見つけた友人が「日替わりでバカリズムのネタが見られるんだよ」とくっだらないことを言ってニヤニヤしていたのだけど、“バカリ(BACCARI)=小皿で提供するイタリア居酒屋”なんだそうだ。バカリズムネタと小皿料理、遠からず!(遠いか)
2人でナトゥーラセット(2400円)をひとつと、ほうれん草のタリアテッレ・ゴルゴンゾーラソースを注文。“小皿で提供する〜”を店名に掲げているだけあって、コースも品数多い。彩り豊かで楽しかった。肉も野菜も魚介類も美味。コースには小さなパンが2つついていて、これが最初のバカリ3品とサラダとともに出てきたので何も考えずに惣菜系の彼らと一緒にやっつけてしまったのだけど、あとから後悔。コースのパスタ料理“春野菜のスパゲティ”(ペペロンチーノっぽい)と、タリアテッレのゴルゴンゾーラソースが旨すぎて、パスタがなくなったあとのソースだけの皿を見て「パンでぬぐって食べたいね・・・」「うむ」とぼそり。次回こそは!
食事をしながら、私は買った本の自慢、友人は仕事の話。友人の手元にはいろいろなチャンスカードがめぐってきているらしく、私がそれを自分のことのように大喜びしたら、友人は「まだ気は抜けないよ」と笑いながら、豚ロースのソテーを大きめに切って私の皿へよそった。ソテーも塩味が程好くてうまい。
私が「『食べ方のマナーとコツ 暮らしの絵本』買ったんだ〜。だからどんどん食事に誘いなよ」と得意げに言ったあと、出てきた料理を友人に断りなく撮影しようとしたら、友人に「“撮るよ”の一言もマナーじゃないかしら」と言われ、顔が真っ赤になり慌てて携帯電話をしまった。なので今回は料理の写真はなし。気をつけねば。
それでも撮影したのは、お店のグラスと水差し用のボトル。グラスは底が青くて、水を注ぐと青色の水が入ってるように見えてきれい。どこかで手に入れられるものなのかしら。こんど行ったときに店員さんに聞いてみよう。
そうそう、煙草を吸わない我々の隣に喫煙カップルが座ったので、さりげなく店員さんに「こちらは禁煙席ってありますか?」と訊いてみたら、その方は「あっ・・・はい!」と言ってすぐに別の席を用意してくれました。本当は分煙されていないらしいのだけど、店内が混雑していなかったこともあって、気持ちよく対応してくれた。感謝。親切にしていただいたから言うわけでもないが、髪ツヤが良くて化粧が薄くて肌がきれいで骨太そうな、爽健美人な店員さんでした。