もしも!?の科学ショー(フジテレビ)

昨晩、なにげなくテレビをつけたらウッチャン(黒ぶちメガネ着用)が出てたので思わず見てしまいました。今回つけてたメガネは細身の今風な形で、ビビる大木さんとかぶってます。昔やるやらでやってた「加納さんの屈辱」の若仲谷昇みたいな大きめの黒ぶちメガネがいいよー。それか銀ぶち。もしくはフレームなしで願います。
回答者の井上和香ちゃんを紹介するときにウッチャンは「ワタクシと噂になっております・・・」とつけくわえていた。えっ本当!?そんな噂があっただなんてつゆ知らず。なんだかもう、ウッチャンの隣に立つ女の子はみんなそういうことにさせられてしまうのねー(笑)。
それにしてもどんな需要があってこんな放送を・・・と思うほど真面目で質素な番組。セットもあまり華やかじゃないし、VTRも安っぽいし(でもナレーションは東海林のり子さん)、チラッと映るスタジオの観覧席にもお客さんが20人程度しかいなかったような。しかし、そんな苦しい条件がかえってスタジオに結束感を生み出してるのか、みんな一生懸命おもしろくしようとしていて微笑ましかった。
番組内容は科学クイズ。実際には起こりえない、確認しえない事物をシュミレーションで検証するというもの。
1問目の「もしも地球の自転が急に止まったらどうなる?」という問題に対し、「誰も気付かない」(ビビる大木)、「いい時代が来る」(筧)、「時が止まってマナカナが大人にならない」(おさる)、「また動けばいいじゃない」(大木)など、ほとんど大喜利状態に。ウッチャンはおさるに「内Pじゃないんだから」。
興味深かったのは番組中のテロップの出し方。普通のバラエティのようにトークがそのまま文字になるというわけではなく、トークに出てきた語句や状況の表現と、その語句を意味する英単語を左下端に小さく表示するというもの。たとえば回答が正解だと「正解 correct answer」といった具合。そのほか、ウッチャンが「内Pじゃないんだから」とツッコむと「内P Uchimura produce」、大木さんがまぐれで正解したのに「僕はもともとわかって書いてました」など嘯くと「詭弁 sophistry」、みんなで一緒に感電(低周波治療器による)を体験するため手と手をつなぐ場面では「美しい絆 Hand in Hand」などと表示。しかも文字は白字ふちなしなので、画面上に黒っぽいものが映ってないと、なんて書いてあるかわからないほど控えめ。主張しないめちゃイケ編集って感じ(よく考えるとあんまり意味ない)。さりげないおもしろさと気付いたうれしさでフフフと笑ってしまう感じ。
グダグダだけどいい番組でした。タメになったし。忘れた頃にまた放送してくれるといいな。
あと、出演者みんなに「さん」「ちゃん」をつけてるのに、おさるにだけつけてないのは「おさるさん」だと別の意味になってしまうからです。気にしないでください。