ウッチャンナンチャンお笑いバトル2003!!

「こんなの見てないで早く寝なくちゃ・・・」と思いながら毎年最後まで観てしまう、お笑い&ちょいエロ&おバカ一点の王道深夜番組なこの放送。詳しく書くほどの番組ではないのですが、意外に充実していたかも。水着のお姉ちゃんはいっぱい出てきてたけどあまり触れられてなかったし、アシスタントのインリン杏さゆりなんて、先攻後攻を決めるジャンケン担当として登場するだけで、その他に画面に映ることはめったになかった・・・(かわいそうといえばかわいそう)。
それにしても、ウッチャンナンチャンはなんでこんなに若いんだろう。あまり笑いとか生き方について語らないからかな。芸人が語り出すと、「大御所」のイメージがあるけど、同時に「現役引退」のイメージもあるよね。語ることによってハードルを高くしたり道を狭めたりして、結果、自分の首を絞めることになっちゃうのかしら。某坊主の人とか。
その点、ウンナンの2人はあまり語らない(ナンチャンは昔から諸所で大いに語っているようだけど、本人のキャラクターというか実力からして、まったく重みがないのでカウントしない)。だから芸歴の長さのわりに、若手と素直にはしゃいでいられるのね。見方を変えれば、これも余裕があるという証拠かも。焦る「大御所」は、後に続く者を否定するとはよく言われていることだし(私1人が言っているだけかしら)。 番組では、「ものまねプロレス」などの体を張るコーナーにもウッチャンは“ウッチー・チェン”として参加していたし、罰ゲームもウンナンの2人はまともに受けていたし、若手とまざって楽しそうだった。 あと「超真剣ネタバトル」というネタ見せのコーナーで、ウンナン(特にウッチャン)は子どものように笑い転げていて、ネタをやってる若手たちも嬉しそうだったのが微笑ましい。
そんなウンナン抱腹絶倒のネタバトル、出場者リストをメモしときます。
【超真剣ネタバトル】 出場者&ネタタイトル
南原チーム

  1. アメリカザリガニ「アニメソング」 ←M-1よりずっと面白かったよ・・・
  2. はなわ佐賀県 第?章」
  3. ドランクドラゴン「家庭教師」

内村チーム

  1. テツandトモ「なんでだろう」
  2. FUJIWARA「受験」
  3. バナナマン「ロープすり抜け術」

はなわとテツトモは紅白前夜ということでご挨拶なんだろうけども、とにかくほかのグループのネタが自由で真剣で、最高に面白かった。 M-1ではさんざんだったアメザリもここでは絶好調で、ネタを見ていたウッチャンは笑いが止まらず両手で口をふさぐなどの仕草がかわいらしかったのよ(って、結局ウッチャンのことが書きたい)。 ドラドラは「生稲(1917年)晃子がロシア革命」っていう、例のネタ。これもドッカンドッカンウケてた。 FUJIWARAは少しおとなしかったかな。「特製フルーツジュースや」といってサクマドロップの缶に水を入れてお椀に出し「セツコ、飲みぃ」は会場大爆笑。 バナナマンの、他のグループとは違う雰囲気のネタにも、ウンナンは目をキラキラさせてかぶりついてました。
あー、来年は、またウッチャンがコントを披露できる番組が登場しますように。
ナンチャンはミュージカルやスポーツキャスターなどのお仕事に専念してくださればいいです。