2006年に観た映画

劇場で観た映画を。水曜や1日に観ているのは1000円鑑賞デーを狙ったもの。やはりこれが一番得な映画の観方だと思うのね。いくら半年後にDVDが出ようと、映画は、やっぱりスクリーンに映されることで、作品の良さを完全に堪能できると思うから。来年はもっと1000円鑑賞デーを活かしたい。

順位つけようと思ったけどそれぞれフィールドが違うから選べないや。「お金を出して観た甲斐がある」と思ったのは『かもめ食堂』『嫌われ松子の一生』『太陽』『おいしい殺し方』『時をかける少女』『フラガール』『酒井家のしあわせ*1。『ダメジン』もそれなりに好きでした。三木監督映画3本*2の中では1番コント色が強くて面白かったです。セーラー服姿の伊東美咲が予告なしに出てたりしてたし、得した。▼「う〜ん?」と思った映画。『男はソレを〜』キャストが豪華で「『男はつらいよ』をリスペクトして」みたいな紹介があったりした気がするのだけど、なんか・・・「ふざけんなー(笑)!」って感じでした。お友だちと観にいってたから苦笑いを共有できたけど、一人で観てたら荒んだまま帰ってきただろうなーと。  で、一人で観て荒んで帰ってきたのが『笑う大天使』。原作が大好きで、主人公の樹里ちゃんも大好きなのに、ここまでひっかきまわされるなんて・・・!と、後半は悔しくて泣いてました。作品を観て悔しくて泣く、という経験をしたのはこれが初めて。適当に作ったわけではないんだろうけど、監督の武器*3や時間や予算や才能等のいろんな制限があった中での工夫の方向が私の趣味と合わなかったんだろうなー、という。ものすごいやさしい書き方してますね私。  それから、見終えたあとにモヤモヤが残って、「面白かった!」と素直に言えなかったのが『ジュウブンノキュウ』。感想はこちら。この俺内「う〜ん?」映画はいずれも渋谷シネアミューズで観たものでした。相性良くないのかなー?同系列のCQNでは『フラガール』も『酒井家のしあわせ』も最高に自分好みだったんですがね。CQNは映画館としてもキレイで親切で、そのうえ指定席なので気に入りました。来年もこの劇場で観られる機会が多いと嬉しい。
いろいろタイミングがずれて、実はまだ『木更津キャッツアイワールドシリーズ』を観ていません。渋谷は年明け1/18までやっていたと思うので、見逃さないように注意せねば。あとは『それでもぼくはやってない』が観たいスね。

*1:といっても『松子』はお友だちから「ひろこさんの大好きな瑛太きゅんを生でどうぞ!」とご招待いただいたんだったなぁ。ありがたい。瑛太きゅん、顔ちっさかったっす!

*2:イン・ザ・プール』『亀は意外と速く泳ぐ』『ダメジン

*3:監督はVFXの技術屋出身だとか