木梨ガイド

  • 3/11(金)放送分

ゲストは室井滋山口智充。2人は初対面なんだそうで、ぐっさんが自らを「僕のことは“ぐっさん”て、呼んでください」と言うと、室井さんは「えっ?物産展?」 ぐっさんて・・・ぶっさんてん・・・私もそう聞こえました。
芸能界に入る前は家電量販店に勤めていたというぐっさんのエピソードから、3人でアドリブコントを。 口達者な店員(山口)・しつこく値切る妻(室井)・妻をたしなめつつ値切りにのっかる夫(木梨)という設定だったんだけど、実際の経験者であるぐっさんもたじろぐほどに室井さんとノリさんの値切り方がむちゃくちゃで面白かった(笑)。 店員が推すビデオ&DVDレコーダー付きテレビを、在庫がまだあるのに「ここにあるやつ(ディスプレイ用)でいいから、傷のぶんだけ値引きしなさいよー」「うち、ビデオデッキあるんだよねー、昔10万円くらいで買ったやつ。アレの買取り額だけコレ値引きしてよ。あとケーブル加入もつけて」などなど。  コントを終えたあとのぐっさんが「むっちゃ恐かったっすわー、大阪のお客さんとかみんなああでしたもん」とつぶやくと、室井さんは「でも実際は値切りとか絶対できないんですよー」わかる気がする。室井さんのエッセイ読んでても、そういうむちゃくちゃな人を「弱ったなー」の目線で見てる内容が多いもんね。
室井滋さんは子どもの頃、お父さんが「むやみにお小遣いをあげると不良になるのでは」と心配して、「本や映画に使うなら好きなだけお金をあげるが、必ず感想文を書くこと」という約束をつけたんだそうな。それで感想文を書くことが苦じゃなかったので、しこたま本や映画を読んで見て、それが今の自分の役者生活の糧になっている、という話をしていた。 いいなー、そういう育て方。自分に子どもがいたら真似してみたい。
3人が天そばをつつきながらコント設定を考えたり歌を作ったりしてるのがすごくいい雰囲気だったなぁ。