オダドラマ

昨晩、ダラダラと夕食の準備をしがてら 例の月9オダユージドラマを背中で見ていたら、これがあまりにもやりすぎで爆笑・爆笑の連続、これは正面から受け止めなければと手早く皿に料理を盛って冷蔵庫からビールを出して席についた。いやーたっぷり笑わせてもらったス。
途中から見たので背景はまったくわからないのだけど、どうやら織田さん演じるハルキは、サリー(りょう)というDJ職の女性に想いを寄せつつも、彼女が旦那(勝村政信)と別れそうなのを心配しているというけなげな好青年らしい。 ハルキは傷心サリーをなぐさめようと自宅の鍋に招待し、サリーのラジオ生放送を聞きながら待っていると、そこへサリーの旦那が現れて「幸子(サリー)の服を持ってきた」。旦那はもうサリーと別れることを決心しているみたい? でもそんな中、サリーの番組にラジオネーム“ポチ*1”からFAXが届いて、それには「僕の飼い主の恋の話をします」つってサリーと旦那のなれそめ話が匿名で書いてあるのさ。それを涙浮かべながら、しかも途中から紙面に目を向けず、ソラでなれそめ話を続けるサリー。そして最後に「FAXにはリクエスト曲が書かれていませんね。それではポチさんに直接電話で聞いてみましょう」ってサリー、自分の携帯電話取り出して、番組中にも関わらず旦那へ電話をかけるというDJにあるまじき行為。 ハルキの自宅のラジオの前で電話を受けるラジオネーム・ポチ=旦那。「リクエストは・・・ノーランズの『ダンシングシスター』・・・それがあのとき、あの店で流れてた曲だから・・・」だって!!だってよ(笑)!! そして番組では『ダンシングシスター』がかかり、サリーが生放送を終えてスタジオを出ると、外には旦那が待っているという・・・。やりすぎ。やりすぎで素敵すぎです。
そのほか、なんでか知らないけどハルキの部屋のドア越しに矢田さん(役名忘れた)が住んでいて、サリーに憧れるハルキを矢田さんがからかったり、2人はスーパーで買い物しながら鍋にカニを入れろだのネギを入れるなだのとイチャイチャケンカしたり、そのスーパーの店内BGMが『テイクオンミー』だったり、サリー夫婦のことが一件落着してほっとしつつも少し寂しいハルキを慰めモードになったところで矢田さんが突如ぶっ倒れたり、矢田さんの主治医が児玉清さんだったり、矢田さんはなんだかよくわからない病気で5年間も患い続けてるらしかったり、も〜ホント、ほんの数十分で「ありえねぇ(笑)!」が炸裂しまくってるんだよね。
まぁ寝不足の私がキムチと切干大根とクリームチーズをつまみにビール飲みながら朦朧として見てたから、ここに書いてることは実際の内容とは多少異なるかもしれませんけれども。純粋なファンの方はあしからず。


でも一番面白かったのは、森山未來くんが構成作家細川徹さんに本当に激似だったこと。うっかり会釈してしまいそうなほどだったよ。「『男子はだまってなさいよ』、観ました」などとさ。
セカチューの頃の森山くんは*2まだ頬に幼さが残っており、似てるとはいっても「顔質が同系」というぐらいだったので、細川さんがご自身の日記で「似てるとよく言われる」と書いていたのには「流行りモノの話題だね」と思って流していた私なのですけれども、あのオダドラマに登場した森山くんはオトナになっているがゆえに頬もこけてきていて、そのうえ髪型が細川さんそのもので、あれをもっと不健康そうにして33歳の肌質を手に入れ、猫背になって何か面白いことを考えていれば間違いなく細川徹さんになると思った。 思った、が、しかしその時点で森山未來という俳優の魅力が機能しなくなるので、肌質は年相応にて、あるいはいつまでも若さを保っていてください。姿勢も正してね。面白いことは考えてもいいよ、というかむしろ考えるべき。蛍光ブリーフを闇で光らせればいいさ。

*1:サリー夫婦が飼ってる犬の名前らしい

*2:つっても作品観てないからCMとかで見た限りだけど