タモリ倶楽部

先週に引き続いて「春爛漫・呑む気満々 気象予報空見会」後編。
飲み会もいよいよ盛り上がってきて、日本酒をプラスカップでガブ呑みする一同。木原さん*1が、つまみの春雨サラダを容器からこそげて自分の皿によそってたのがおかしい。タモさんに「食べすぎだよ!」と何回もツッコまれていたけど、酔っ払ってるから箸づかいの感覚がなくなってるのかも。 森田さん*2が「春雨は日本で考案された」「天気に関する酒の名前で一番多いのは“雪”が入ってるもの」などとお天気薀蓄をいちいち披露してるのも、おじさんたちの飲み会って感じでおもしろかった。良純が甲高い声で「驟雨*3なんて字、普段見ねぇよ!」とかわめいているのもこの人っぽいな。 この場をまわしている乾貴美子はすごいなぁ。
依田さん*4が湿舌*5の解説をしているときに、タモさんと木原さんが「湿った舌!色っぽいねぇ」とはやし立ててたのがアホだわー(笑)。そのあと森田さんと依田さんが台風の話題で盛り上がる一方、その会話にクロスしてタモさんと木原さんがいつまでも「課長ったらやらしいわ、湿舌で私を・・・」とか官能小説みたいなことをダラダラと言い合っていて何がなんだか。乾貴美子も「はーい、話を一本にしましょう」ってまとめてた。 良純が天気図の話を一生懸命してる際も、上空にヘリコプターが飛んでくれば話も途中に、みんな一斉にヘリを仰いで「おーい」と手を振ったりして、もう、酔っ払いのおじさんたち、自由でおもしろすぎ。 夕日が沈む直前のはしゃぎっぷりったらないよ(笑)。
夕日も沈んでひと通り落ち着いた飲み会。 良純が空を見る楽しさを力説する中、タモさんが「ちょっとトイレ行ってくるわ」と言って立ち上がり、森田さんの肩を叩いて「森田さんもトイレ行きましょうよ」と連れションに誘ってるのも飲み屋でよく見る風景。おぼつかない足どりの2人の背中を見て木原さんも「俺も行きたくなってきた」、その流れで立ち上がる依田さんと乾貴美子。 そして良純が独り「終りかよぉー!もっと話そうよー」と彼らの背中に向かって叫ぶというエンディング。 最後に良純が「でも独りでも楽しいんだよね、天気って」とつぶやいたのが美しく決まった。

*1:日本テレビ『ニュースプラス1』担当の気象予報士

*2:TBS『ニュースの森』担当の気象予報士

*3:「しゅうう」:にわか雨のこと

*4:テレビ朝日『SUPER Jチャンネル』担当の気象予報士

*5:「しつぜつ」:大気中の下層に舌状に伸びた湿った細長い領域。湿舌の侵入で大雨となることが多い