ホリプロお笑いライブ 新学期席がえSP

各芸人の詳細は公式をば。→http://com.horipro.co.jp/index2.html

今回は残念ながら夜の通常公演のチケットが取れなかった。すぐに売りきれちゃうんだもん。ダブルブッキングもバナナマンも夜公演には出てたのかな、と思うとちょっと悔しい。昼公演にだってホリさんが出てるからそれだけでも見る価値はあるけど。
さて今回もっとも爆笑をとっていたのはビームでしょう。ボケ担当の吉野さん演じるフリーマン的なおっさんの、根本的にだめな感じがそそられる*1。次回も期待。
スピードワゴンはもう、笑いが起きてるんじゃなくてあれは歓声だよ、何か言うたびに。客の声がでかすぎて動揺したのか、潤さんのキャラがおかしなことになってた。あれ、潤さんってボケだったっけ?っていう。小沢さんの着ていたドクロ満載赤Tシャツが素敵。
新入りの芸人さんは、初舞台とは思えないほど見ごたえのある人たちもいた。“コンツ”と“ヒデヨシ”*2が私の期待印。司会の坂コロの2人が、新入りが出てくるたびに「おもしろかった!けどスピードワゴンには負けるけどね」とか「バナナマンと比べちゃうとなー」などとわざと非生産的な批評をしていてオモシロ。
新人コーナー。私の中では“金魚ばち”がダントツによくできていると思った。女の子2人のコンビなのだけど、ボケ担当が坂コロ・林さんいわく「ビビる大木くんと光浦靖子さんを足した感じの顔と芸風」で、もう最強。体のキレも良くて見ていて飽きないし、爽やかにブサイクなので嫌な感じがしない。それにしても女性芸人さん(特にツッコミ)ってハスキー声が多い気がする。
帰り際に雑誌『SPA!』の取材があって、「ホリプロライブに来ているお客さんの平均的な肖像を作りたい*3」として観客の何人かの写真を撮影していた。参加者は掲載号の『SPA!』が送付されてくるというので、私も参加。どういう肖像になっているのか、見るのが楽しみなような怖いような。

*1:(c)細川徹

*2:“自転車こぐよ”と“おしゃべりハンマー”というコンビが解散し、それぞれの「おもしろくないほう」(by坂コロ・林)が結成したらしい

*3:『our face』という企画らしい。何枚もの肖像のネガを均等に重ねて、ある集団(原宿に来ている若者、スチュワーデス、○○小学校の全校生徒、○○神社の祭りに参加する山伏・・・など)の平均的な顔を浮かび上がらせるそうだ。詳細→http://www.ourface.com/