- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2005/04/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以前、たるみさんのこの漫画の感想*1で
(紹介されているお店に)杉並区付近が多いのって、きっとよしながさん家の近所なんだろうなー、とか思ったり。
とあったので、「お?杉並?じゃあ杉並区民の私も読まないと」と心にとめていたのでした。
そうして昨日、こんどはららさんの感想*2で
大田家(テジョンヤ)と最後の炭火台所 鶏丸がいいなあ。
阿佐ヶ谷に行く用事があったら予約しよう。
と書いてらしたので、「なにー!」と。阿佐ヶ谷外の方が興味を持つほどの魅力的なお店が阿佐ヶ谷にはあるのか!と。思わず立ち上がったよ。こりゃアサガヤンとしてはじっとしていられないでしょう! ちゅうて、じっとしてられなくなって本屋まで立ちこぎしてきたのね。そんでおまわりさんに止められたんだけれども。
はじめの3章(3店)を読んだだけでも、たしかに中野・新宿・池袋、と中央線→山手線の私の行動範囲内で「あ〜あのあたりか」と場所を思い起こせるのが嬉しかった。 それに、漫画なのに本当においしそう。「自分がおいしいと思ってるものをヒトに食べさせておいしいと言わせるのが快感」みたいなことが書かれていたけど、や、それわかるス。 ここに載ってるお店、私も辿っていっちゃいそうだなぁ。 よし!Yながグルメ連合*3結成だ。まずは中野の「イル・プリモ」*4に行きたい。Yながさんは「この店は3の倍数の人数で来るとしっかり楽しめる」と書いてあったので、あなたにも声をかけるかもしれませんぬふふ。 それからまだ読んでないけど阿佐ヶ谷のお店も出てくるらしいので、Yグル連会合は阿佐ヶ谷でもおこなう予定です。
しかしアレだね、登場人物のYながさんのだらしなさが自分に似ていて笑うに笑えないというか。 それから同居人の男性S原さんとはその後どうなっちゃうのか?こんな「こいつとはなんでもないんで」みたいなこと描いていながらも、最後まで読むと実はノロケ漫画なんじゃないのか?とか思っちゃったりする、羨ましいご関係も描かれていてオホホという感じでした。先を読むのが楽しみ。
あと、今まで全然気に留めてなかったんですけど、よしながふみ作品ってかなり広まってるんですねぇ。当方、りぼん女学院花ゆめコミックス部なので、それ以外の漫画はまったくもって開拓しておらず。ノータッチメントでした。巷でよく見かけるあれもこれもよしなが漫画だったなんて。
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2000/06/25
- メディア: コミック
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- 作者: よしながふみ
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ところで
よしながさん、もしくは同居人のS原さんは伊集院リスナーなのかしら。 派手な服&メイクのYながさんにむかってS原さんが「“奇抜なファッション、ブスの逃げ道”って言葉知ってるか?」と言うコマがあるんだけど、この言葉、伊集院さんがラジオ『深夜の馬鹿力』で放った言葉なのね。それをことわざのようにサラリと使いこなせてるってぇと?もしやリスナー?と思ったんですが。どうなんでしょう。
- と思って検索してみたら、ネット上では“名言”として広められてるのね。いや、でも、これは間違いなく伊集院発(もしくは番組投稿ハガキ発)ですよ。何で出た言葉か思い出せないけど。番組発としては「ブスもおしゃれも死ねば土」って言葉もあるんです(いま関係ない)。
*1:id:doukyoninday:20051020#1129775589
*3:作品では漫画家のYながさんというヒトがお店を紹介している
*4:http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Kanto/Tokyo/guide/0202/M0013001650.html