ぉぐゎょぅ

昨晩、地元の駅についたのが23時すぎ、そこから駅前の本屋の中を1時間ほどうろついた。ここの本屋って、閉店は何時なんだろう。たとい終電で帰ってきてもやっているような気がする。そして深い時間でも客が結構いる。各停駅前の本屋にしては大きいし、品揃えもなかなか渋い。店員は親切だが、店長らしき人があまり客商売に興味がないのかと思えるほどマイペース。だから遅くまでやってられるのかも。この本屋も、この街を好きな理由のひとつだ。貧乏な大人の街なので、小さな居酒屋と本屋は充実している。
エレキコミックの本』『ひとりガサゴソ飲む夜は・・・・・・』『ホタル ノ ヒカリ(3) (講談社コミックスKiss (562巻))』を立ち読んだ。シーナさんの本は酒とつまみの本。ゆっくり、呑みながら読みたいな。 ホタルノヒカリも面白かった。読む前は“干物女”という題材しか知らなかったので、だらしない今の自分を都合良く甘やかしてしまうような漫画だと思ってたんだけど。主人公の蛍の葛藤や奮闘がいじらしい、健全な漫画だった。
日付変更線を越えて帰宅。だらだらしながらPCチェックしてたら0時半。寝なきゃいけない、けど、12時間何も食べてない。 先日いただいた五色そうめんをゆでて食べる。テレビでは『すべらない話』。いつからだろう、松ちゃんはオチが予測できるような話ばかりをするようになったなぁ。良くも悪くも裏切らない。面白いけど、この安定がベテランというやつだろうか。42歳かぁ。
そのつづきでテレビを見ていたら、↓のエントリにも書いた「完全メイド宣言」というびっくりフェイスの女性がわらわらと出てきてびっくりした。秋葉原だかなんだか知らないが、みんなそんなことでいいのか。妥協すんな!自分の理想に正直になれ!それとも、こういう乱れ顔需要が実際にあるというのだろうか。・・・じゃ、いいんじゃん?
気持ちが悪くなったので、録画していた『第2回全国高校ウォーターボーイズ選手権』を見る。高校生を見ても、素直にかわいいと思える歳になりました。 昨年の優勝校だという、三重の鈴鹿工業高等専門学校が飛び抜けてすごい。他の高校もすごいっちゃすごいのだが、どこもわりと力技*1とニカーッとした笑顔で押し切ってる感がなくもない、のに、鈴鹿高専は演技にストーリーがあるのだ。ロボットダンスを取り入れた演技では無機質に無表情に、その直後のオーケストラを装った演技ではおおらかになめらかに。そして大技も決めた。優勝した。文句なしだ。
一方で、「あんたら甘いよ」と思う高校もあった。演技に入る前に、各高校の出場にいたるまでのドキュメントが流れるのだが、その部分でやたらに「シンクロに燃える男子と応援に燃える女子たち」のドラマをつづった高校があり、正直しゃらくさかった。なんか、それ見たあとだと彼らが汗かいても涙流しても美しくないんだよね、どうも男子も女子もオシャレ高校生でさ。本番の演技中も、女子がチアガールとなってボンボンを男子に渡して、男子はそのボンボンを使って演技するというシーンがあったんだけど、なんかもう、恋愛とは無縁な学生時代を送った身としては「どうせあんたら(各々のリーダー格の子をさして)つきあってんだろ?」という感じだった。そんでそのノリで、冷静に見るとナシな子たちもモテ側で物言ったりしてんだよきっと。みんなやっちゃってんだよきっと。 どうよ、23歳が17歳にやっかむって。
えーとね、真面目に放送の感想を言うと、演技中、カメラが個人(ドラマを中心人物)に寄り過ぎて、演技全体がわかりにくかったです。実況や解説で「大技出ましたねー」「これは面白い動きですね」とか言ってるのに、アルゴリズムの一端だけ見せられてもわからんよ。あれは他の子も本人もかわいそう。 それから、応援者の顔をいつまでもいつまでもアップで映すのやめてくれ。演出上必要なら、ワイプにはめてくれ。タオル握り締めて涙ぐんでるチアガールの顔が見たいんじゃないんだよ、演技が見たいんだよ。 ま、そのあたりの方針を改めてですね、来年もまたがんばってください。楽しみにしています。
そんでそのあと部屋の片付けやら弁当の仕込みやらで寝たのが4時。目覚ましかけたにもかかわらず8時半起床。でもしっかりシャワー浴びて弁当つめて、始業に間に合う最後の電車、8:54発の東西線に乗り込みました。えらい、私えらい。
仕事しまーす。

*1:映画・ドラマの影響か、この男子シンクロには必ず水上ジャンプを取り入れている。高さがすごい。さすがハイティーンの脚力