監督不行届 (Feelコミックス)

読んだ!わははは!

監督不行届 (Feelコミックス)

監督不行届 (Feelコミックス)

ああうらやましい。「見てウチのダンナちゃん。も〜ホンット、オタクでお子ちゃまで乙女でどうしようもなくて・・・かーわいーでしょー?」とヨメアンノさんにたっぷりのろけられた気分です。爽快のろけ漫画。
本物はけっこう雄雄しいビジュアルのダンナアンノさんを、あんなにまるっこい線でまるっこい顔とおなか描いて、わしゃわしゃの髪とぼさぼさヒゲに目無しメガネで、常に犬っころの口元で、そういうヨメアンノさんの愛のそそぎ方に、ついついニヘラとしてしまいました。で、ちゃんと似てるってところもね、愛ですよね。
いま手元にないので詳しいことは忘れたけど、何話めだったか“インテリアにこだわらないダンナアンノ”という内容の章で、ダンナのオタクコレクションを避難させた部屋の中、今度はヨメの自宅用サウナボックスの置き場所をどうするか・・・というコマがあるんだけど、そのコマのダンナの、俯瞰ななめうしろから見た立ち姿が、も、すーごい愛らしくって!あのほっぺたのぷっくり具合とか、「はぁ、かわいい、かわいいなぁ」って気持ちを込めながらペンを走らせたんじゃないかしらヨメアンノさんは、と勝手に憶測してはあふれる夫婦愛にヤラレましたっス。イタタタタ、ワタシイタイネ。
あとダンナのオタクっぷりを披露するのと同時に、読み手のオタク度をはかられているようで、ドキドキしましたよ。ハフ〜ン。


ダンナノロケ本(そんなジャンルあるか)としては他に『ダーリンは外国人』シリーズ*1も売れてるけど、己の伴侶をイヤミなくキャラ化して面白く見せられるっていうのはやっぱり才能だよね。
さくらももこの『ももこの世界あっちこっちめぐり』もコレ、なかなかのダンナノロケ本で、「いつか愛する人とこんなドタバタ旅行をしてみたい!」と何度も読み返しに迫られたのだけん・・・うーむ*2