象の怒り (ビームコミックス)

ずっと前に買ったまま読み忘れてたことに気付いて、きのう家を出るときにバッグに押し込んでいったんですけども。通勤電車や会社の昼休みに読むもんじゃないね(笑)。
吉田戦車さんの長編モノ(っていうほどの長編じゃないけど)はこの作品だけでしたっけ。ベタなアドベンチャー漫画を戦車さんが「こんな感じで書くんでしょ」と、ツッコミながら描いてる感じがした。照れ隠しみたいにギャグを入れててストーリーの緊張感なくすし。そのゆるさが戦車テイストなんだけれども。
内容は、科学力を持った象に世界が征服される中、政府スパイ・夏助(人間)が「なぜ象が突然・・・?」という謎をつきとめていくというもの。
夏助に救出された日本の総理大臣(女・39歳)が、助けられた際に「礼といっても今の私には乳をさわらせるぐらいしかできないが・・・」と申し訳なさそうに言うのが気に入った。もちろん夏助は紳士なので総理の乳にはさわりません。濡れ場は期待しないように。

象の怒り (ビームコミックス)

象の怒り (ビームコミックス)