伊集院光 深夜の馬鹿力

番組冒頭のトークまで聞いた。
奥さんと銀座デートしたときの話。入ったアンティークショップでベッド脇に置くようなランプがあり、それを奥さんが欲しがったのだけど、そのランプは薄暗い灯りの「ム〜ディ〜」なデザインで、読書ができるほど明るくないからダメ、と買わなかったとのこと。 それでほかに、やっぱりベッド脇に置くような小さなテーブルがあったんだけど「こんなに小さきゃ、一汁一菜ぐらいしか置けない」と通り過ぎたんだとか。でも「ベッドの横では一汁一菜すら食わねぇけどね」。 ほかにも屋根とカーテン付の貴族みたいなベッドがあったりしたのだけど、「よく考えたらウチは布団派だった」。伊集院さんは奥さんに「アンティーク家具はアンティークショップにあるのが一番合うんだよ」「所帯染みた我が家に置いても浮くだけだ」と奥さんを説得して、帰りにオリンピックに寄って押し入れ収納ボックスを8つ買って帰ったんだって。「押し入れ収納ボックス、我が家に合うわ〜」と伊集院さんご満悦(笑)。 伊集院さんはよく夫婦デート話をしていて、照れも手伝って面白おかしく話すけど、本当に仲が良くて羨ましいなぁ。
今回は「特に話すネタがない」としてFAXで話題を募集するほど。それでそのFAXを待つあいだに話していたのがハサミムシの話(笑)。 ハサミムシはしっぽにハサミがあるのだけど、子供の頃はハサミムシをつかまえるたびにそのしっぽのハサミで虫自身の首を挟ませて自滅させる、という子供ならではの残酷な遊びをしてたんだって。ハサミムシは「自分の首が何かにつかまれている」という身の危険と「しっぽが何かを挟んだ」という防衛本能で、思い切り自分の首をちぎってしまうそうな。「ハサミムシには申し訳ないことをした」と伊集院さん。 でもそんなハサミムシも最近じゃ見ないよね、と一瞬は環境問題めいた話へ展開しそうになるのだけど「最近見ないっていうか、最近の俺が石をどけてないだけなんだけど」。子供の頃はどうしてあんなにむやみに石をどかせたがったんだろう、どけたところで石の裏にいたのはハサミムシかダンゴムシぐらいなのに、と子供時代の好奇心を思い出して懐かしんでいた。
ほかにもコメツキムシの話をしていた。話題が無いからって、そんな話ひっぱり出さなくても(笑)。それを詳しく書いている私も私だけど。 で、コメツキムシをつかまえて仰向け状に置くと、虫ははじめのうち必死で元に戻ろうと脚をジタバタさせているのだけど、そのうち次第におとなしくなって、ついには3対の脚を静かに合わせ「合掌」状態になるらしい。それで「もうあきらめたのかな?」と思って見ていると、コメツキムシはぐっと丸まり、次に勢いよく背中を反らせてピンッと飛び跳ね、元どおりに戻るんだとか。その跳ねるのが面白くて、子供の頃はコメツキムシをつかまえるたびにひっくり返してたんだって。で、そんなコメツキムシも最近は見ない、「なぜなら俺が石をどかしてないから」。
あと今週の『はぴひる』情報・・・ってコレ、欠かせないことになってるのね(笑)。 その日の『はぴひる』では「ビル・ゲイツの年収は、日本の軍事費よりも高い」という豆知識が紹介されていたのだけど、それを見て「すげー!」と強く関心を示した一茂坊ちゃん、続く言葉は「じゃあビル・ゲイツが国作って軍持って戦争したら、日本に勝てるじゃん」(!)。横にいた田中律ちゃんは「そうですね」と流してたらしい。