あずまんが大王 (1) (Dengeki comics EX)
- 作者: あずまきよひこ
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あずまんが大王 (2) (Dengeki comics EX)
- 作者: あずまきよひこ
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あずまんが大王 (3) (Dengeki comics EX)
- 作者: あずまきよひこ
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あずまんが大王 (4) (Dengeki comics EX)
- 作者: あずまきよひこ
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読み始めは「おもしろいけど・・・ゆるいなー」と思ってパラパラめくっていたのだけど、読んでいるうちに、なんというかヨカラヌ気持ちになってきてしまったよ。
高校の教室に、絶妙な萌えポイントを備えたオンナノコちゃんたちが揃っていて*1、そのコらのなんでもない(でもそのなんでもなさも萌え要素が多い)日常が4コマで描かれてるんだけど、その萌えポイントがあからさまじゃないところがまたニクい。一見ゆるゆる脱力漫画なんだけど、なんか・・・うわーっていう。男性ってこういうオンナノコにきゅんとくるんだろうか、とか考えちゃった。
「萌え」という言葉は雑だからあまり使いたくないんだけど*2、この漫画でその言葉を使わずして、じゃあなんという?と。絵に描いたようなおてんば、絵に描いたような天然、絵に描いたような不器用、絵に描いたような小学生女子(しかも敬語遣い)、絵に描いたようなメガネ女子・・・を絵に描いてるんだよねえ。でもこの漫画、雑誌での連載は1999年〜ってあったから、世の中にまだ「萌え」という概念が行き渡ってない時代にそのポイントを揺らぎなく描いてるのがすげえね。ものごとの始点というのはどこかにあるもんなんだなあ、と勝手に感心。
女として気になったのは、一部のキャラたちのおっぱいがやけに強調して描かれているあたりでしょうか。いくらボインちゃんでも制服(冬用)の上からはアンダーバストの影は出ないよ。制服の上から釣り鐘型だということもわかってしまうぐらい、そこだけ具体的に描かれていて「あー、男性の漫画だなー」と思ったぜ。私も「おっぱい」って。これ書いてるの朝7時ぜ。出勤前ぜ。
で、私向きだという理由は最後までわかりませんでしたが、なんだかんだで面白かったです。4コマ漫画は読みやすくていいですね。