東横インの社長の陰(いん)

昨日のラジオで伊集院さんが

東横インの社長の(先週までの)謝罪会見の姿勢が酷すぎて、お互い中学生だったらむしろ友だちだったかもしれないと思った。
教頭先生にこっぴどく叱られてるのにふざけたツラで「ごめんなすゎ〜い」っておどけてるヤツを、俺らはうしろから「ばかっ!やめろって!」と小声で制して面白がっているような

という内容の話をしていた。
ここ数日ワイドショーを見ていなかった私は、さてその東横インの社長の謝罪会見とはなんぞや、と思いながら聞いていたのだが、今朝の『とくダネ』で、ちょうど昨日改めておこなわれたという会見の模様を見て、非常に不謹慎だが、大笑いしてしまった。


なんだあれ。
コントじゃないか。
泣き顔、だけど涙は流れておらず、くしゃっとつむった目、眉は八の字、口は富士口*1、おおげさな泣き声で「ほぇ、ほぇ、ほんとに申し訳ありませんでしたぁ!」と何度も叫びながらひしっとうつむいている。社長と肩書きのつく(ついてた?)おじさんが。
記者会見のVTRが終わりスタジオに戻ったが、小倉氏も佐々木アナもコメントゲストたちも笑いをこらえているようであった。というか笑っていた。笑っていたし呆れていた。「先週からがらりと態度変えましたねー」なんて言っていた。


伊集院さんが言及していたオフザケ謝罪会見の社長が“陽”なら昨日の謝罪会見の社長は“陰”で、って別にそんな中国の思想みたいな区別つけなくてもいいんだけど、しかし“陰(いん)オブ東横イン*2のみを見た私が、聞いただけの“陽”の説明に「なるほどね」と大いに納得。陰も陽も間違いなくインチキ社長。東横インチキ社長*3。陽がさすから陰がある、陽を浴びるのも陰を残すのも同じ1人の人間。


というわけで人間というのは陰にも陽にも自分を偽れないものなんだなぁ、などと思わぬところで思わぬ人に学んだというおはなし。


あとやっぱり地道に働くのが一番。

*1:口角を思い切り下げて山型になった口

*2:書いてみたかっただけ

*3:書いてみたかっただけ