avec mon mari [DVD]

約三十の嘘』の監督・大谷健太郎氏の名前、どこかでお見かけしたなー、どこだったかなーと思って過去の監督作品を見てみたら『アベック モン マリ [VHS]』を観たことがありました私。ビデオで。
あれは私が大学1年生の頃、『食わず嫌い王』に出演したおちゃめな大杉漣さんを拝見して、そこから突如急性漣熱病にかかってしまったことから始まるのですけれども、いやーしかしアンタネ、生半可な気持ちで「大杉漣さんだ〜いすき♪」とか言うなずー?
何も知らないハイティーンの乙女なら、憧れのスターの出演作品を網羅したいじゃない。でもね、漣さんはね、ヤク○ザ映画とかVシネマとかア○ダルトビデオ的な作品にいっぱい出ててさ。ま、さすがにそこまでは手を広げなかったけれども、乙女は悩んだね。漣さん見たし、勇気なし。 それに、重要な役だけど数分の出演、みたいな作品も多いわけさアノお方は。私は見たよ。漣さん見たさに『お受験 [VHS]』を。永ちゃん、走ってたねー。
んで、そんな隙間にも登場してきて気の抜けない漣さんを、たっぷり堪能できるのがこの『アベック モン マリ [VHS]』。漣さん目的じゃなくても、作品として面白いです。
男勝りの妻(板谷由夏)が女々しい夫(小林宏史)に愛想尽きて、デキる仕事仲間(大杉漣)に少し揺らぐんだけど、その男性もその男性で少し「・・・」な恋愛をしている様子・・・・・・。
という内容だった気がする。よくわかんない。見て確かめてくれ。あぁ無責任だとも。
でもこれ見たとき、漣さんの恋愛相手が 当時ビオレシリーズのCMをやっていた辻香緒里ちゃんだったので、テレビの前で「むきー!ビオレ娘のくせにぃー漣さんとぉー!あんたは毛穴パックやってろ!」とか嫉妬でジタバタしながら見ていた思い出があります。成長してません。それぐらい、夢中になるぐらい面白かったということです。
あとこの女々しい夫役の小林宏史さんが私にはどうしてもソラミミスト安斎さんに見えてしまうのですけど、どなたかご覧になった方はご意見をください。それぐらい、ソラ似が見えてしまうぐらい面白かったということです。


その後の『とらばいゆ [DVD]』然り、大谷監督作品に出てくる男性の役者さんは皆、私の好みなんだがなー。女性がみんな気が強そうなので勝てる気がしない(知るか)。