散歩の達人

7月号の特集は・・・イエス!「高円寺・阿佐ヶ谷特集」!!


というわけで、発売日だった昨日は阿佐ヶ谷駅の駅ビル内書店が大騒ぎでした。
店内の一角が『散歩の達人』コーナーとなり、出版社から来た営業の人々がバナナの叩き売りのように「さ〜阿佐ヶ谷、阿佐ヶ谷!散歩の達人、阿佐ヶ谷特集ですよ!」。
コーナーのまわりには人だかり。手に手に『散歩の達人』を持ってレジ前に列をなす人々。


あのね〜・・・アサガヤン*1、地元好き過ぎ。


で、私ももれなく地元スキーなので買いましたよ。550円。
そしたらその店では『散歩の達人』購入者限定のくじを引かせてくれたんですけれども、引いたら「当たり」が出てしまって、賞品に図書券1枚もらっちゃった。
実質50円で購入したようなものよね、得した!私の地元愛が通じたんだわ。



帰宅後、さっそく読んでみた。


パラパラと読んだ感想を言うと「なんだ〜、やっぱり高円寺のことばっかりじゃ〜ん」という、まぁアサガヤンにとってはちょっと寂しい内容でした。
しょうがないけどね。オシャレなものも変わったお店もロック兄ちゃんたちの夢も、みんな高円寺にあるんだもの。高円寺は取材甲斐があるのよ・・・。


でもねでもね、阿佐ヶ谷は緑が豊富でやすらぐし、薬局もすごくいっぱいあるし(薬好き)、区役所もあるし、実は芸人も結構住んでるし、ヴィレヴァンダイナー1号店もあるし、ラピュタ阿佐ヶ谷もあるし、民芸店「ねじめ」*2もあるし、あと谷川俊太郎親子も三代続けて阿佐ヶ谷に住んでるし・・・ほら、高円寺に負けないぐらい充実した街なんです。


そういえば、いつか何かの雑誌がJR中央線特集をしたとき「貧乏な若者を受け入れてくれるのが高円寺、歳とっても貧乏やってられるのが阿佐ヶ谷」という表現をしていて「そうそう!」と激しくうなずいたのを憶えています。
ちなみに「高円寺は日本のインド」、これはみうらじゅんさんの言葉。



そして今回の『散歩の達人』を読んでみて気付いたのだけど、阿佐ヶ谷は取材拒否のお店が多いのだそう。たしかに小さな小さな店ばかりだから、雑誌で紹介されてても気軽には入れないだろうな〜という感じはします。地元民でも未開の地は多いし。
だからやっぱり、あなたが見つけてください阿佐ヶ谷、ということなのですよ。

発作的広告
すいか DVD-BOX (4枚組)
『すいか』
基子と馬場ちゃんがすごしたあの店も、阿佐ヶ谷にあります。

*1:阿佐ヶ谷住民のこと。 ちなみに高円寺住民はエンジーとか言うらしい。フン、オシャレだこと

*2:作家・ねじめ正一氏の実家