深夜の馬鹿力 「またもやプラズマ管テレビ」

冒頭の10分を聞きました。


「僕の口から初めて聞く話かもしれませんけど」と、またもやプラズマ管テレビの購入に悩んでいる話*1を始める伊集院さん。 今はどんどん新型が出てきているから、少し前の型であれば多少は安くなっているんだとか。「安い、つっても65万とかだけど」。でもその価格を自分自身に納得させるべく、いろんな詭弁を展開していた。
たとえばブラウン管テレビだと、なんだかんだで部屋のスペースの1畳分近くは取ってしまう。都内なら6畳の部屋はだいたい家賃が月6万円ぐらい。それで部屋の6分の1畳にテレビを置いているとすれば、ブラウン管テレビの置き場所に月1万円払っているようなものだ。 一方で、家電の寿命はだいたい7年という。そこから単純計算すると<\10,000×12ヶ月×7年>。ブラウン管テレビを7年間置いておくだけで軽く80万円は損してしまう・・・という理論。素晴らしい(笑)。
「だから薄くて場所を取らないプラズマ管テレビを早く購入したほうがいい」と己を説得するんだけど、もしプラズマ管を買ったとしても今度はプラズマ管用のテレビ台における問題が発生するとのこと。「いくつかカタログを見ていたら、テレビ台だけで75万円もするヤツがあった」と再び興奮しだす伊集院さん。 「75万もするからには素敵な機能満載に決まってる。たぶんそのテレビ台に乗ると、時速60kmで公道を走れるんだろう」と妄想して楽しむも、「でも俺、テレビ台運転免許持ってないから意味ねぇや」。
実際、そのテレビ台がなぜ高額なのかというと、"硬質ガラス"を材料に無色透明に作られていて「その台にテレビを置くと、まるでテレビが浮かんで見えまーす!」といった特長があるからなんだそうな。そんな手品グッズ要素に75万は支払えない、と憤慨する伊集院さん。
それならわざわざ高額なテレビ台にこだわらなくてもいいんじゃないか、今まで使ってたテレビ台に置けばいいんじゃないか・・・とも思うけど、伊集院さんがプラズマ管を欲しい理由の第1に「スペースを取らない」というのがあるんだって。 だから、今持ってるブラウン管用のテレビ台にプラズマ管を置いても意味がない、と。 でも壁掛けにするには壁補強の工事を施さなければいけなくて面倒だし、プラズマ管専用のテレビ台だって、薄いプラズマ管を安定させるために足元が広くなっているから、結局はブラウン管でできるデッドスペースとあまり変わらない。
そこで伊集院さんが思いついたのは、プラズマ管の薄さに合わせた二脚の足をテレビにつけて、粘着力の強い両面テープなどでテレビの裏面を壁にぴったりと貼りつけてしまう、という方法。足があるから高さも調節できるし壁に負担はかからないし、壁に貼り付いているから前後に倒れる心配もない、とのこと。 テープはさすがに無理だろうけど、もっと実用性を高めれば、テレビ台や壁掛け工事よりもコストがかからなそうでいいね。
 そのあと「家に両面テープが無いなら、代わりにご飯粒で貼るのも可。でもご飯粒を練ってるときにちょっと席をはずしてしまったら、その隙にスズメがご飯粒を全部たいらげてて『うわー!』ってなるから気をつけて」って(笑)。

  • 追記

番組中に、リスナーのアオミドロさんから"プラズマ管テレビを安く設置するアイデア"というFAXが届いていた。

プラズマ管テレビを、立てるのではなく横に平たく置き、その四つ角に四本の脚を取り付け、机のようにして上から見る。

伊集院さんいわく「巨大なインベーダーゲーム」。あと「あの大きさなら家族の食卓としても使えそう」。

*1:昨年末あたりでも同様に「プラズマ管テレビの購入に悩んでいる」と話していた