日曜日の秘密基地

例のイラクのニュースがたびたび入り、番組は全体的にバタバタ。ニュースコーナーで伊集院さんがその人質事件について「こういうことがあると改めて自衛隊イラクに行く意味、いる意味などを考えさせられる・・・とも思うけど、今後、自衛隊の問題を考えようとするたびに今回の事件の印象が少なからず影響してくる。問題の本質は、かえって見えなくなってしまったんじゃないか」と言っていて、なるほど、と思った。そのほかにも伊集院さんならではの、やさしくて厳しくて幼くて大人らしい白黒つけないはっきりした考え方が、関係もないくせに勝手にイラついていた私を鎮めてくれた。でもみんなむやみに怒ってるわけじゃなくて、命を前にした無力感で腹を立ててたんじゃないかなぁとも思う。まぁ機会さえあれば政治だなんだと怒鳴りたてる人というのも少なくないけど。
あまり詳しくないのでこの話への言及はこれでおしまい。
VIPルームのゲストは大竹まこと。昔の暴れぶりを振り返りながらも、ところどころに見せる繊細な表現がセクシー。「斉木さんときたろうさんはどんな人ですか?」という質問に「どんな、っていうのは答えにくいけど、このあいだ斉木と話してたら『なぁ大竹、よく頭の中で“バン!”て音がするじゃん?そのときさ・・・』って普通に言ってきたんだよ」だって(笑)。で、「きたろうは何の脈略もなく『大竹、・・・愛だよな?』って言ってきたりする」んだそうな(笑)。ふとした瞬間に真実を言って、そのまま言い逃げするんだそうで、伊集院さんも以前、楽屋できたろうさんと話してたらやっぱり何の脈略もなく「結局はさ、褒められたいんだよ」と言い放ったらしい。*1
日曜ゼミナールの講師は稲川淳二。例の四方八方ヨイショと怪談話術炸裂で、1人にぎやか。一番ウケたのが、ニュースデスクの内山さんが講義内容の詳細を説明しているときにミキサーのミスで内山さんの声にエコーがかかってしまったのだけど、そのエコーを聞くなり稲川さんが「出た・・・?」と小声でつぶやいたところ。伊集院さんから「大丈夫、何も出てませんよ」と穏やかに注意されていたのも含めてかわいらしい。

*1:そういえば先日の細川×五月女トークショーでも、きたろうさんは登場時からすでに酔っぱらっていて始終おとなしかったのに、締めの言葉を求められたときに「セックスには何も残らないんだよ」と、やっぱり何の脈略もなく言っていて爆笑と拍手を独り占めにしていた