ドラッグストア・ガール

観てきました。レディースデーで18時半上映のわりには席に余裕あり(於:新宿ジョイシネマ)。
会場の人たちはみんな声出して笑ってました。あと、後半にはすすり泣く音も聞こえてきたり。なかなか楽しめる映画でした。
田中麗奈宮藤官九郎に期待できるイマ風のオモシロさというよりは、柄本明三宅裕司伊武雅刀六平直政徳井優&本木克英が織りなす松竹コメディーって感じ。つまり「釣りバカ」路線のドタバタ。それでいて『少林サッカー』のような熱血おバカスポーツ要素満載。
宮藤官九郎脚本に期待して観にいってみてももちろん正解だけど、完全にベテラン俳優たちの間(ま)になっているので他の宮藤作品とはまた別の空気が流れています。クドカン脚本特有の、パッ!パッ!と瞬間的にカットが切り替わるような撮り方ではなく、なんとなくその場を傍観しているような撮り方、というんでしょうか。長まわしが多く感じるというか。おそらくオジサンたちのアドリブを活かそうとするとこういう撮り方になるのかもしれない。詳しいところはよくわからないけど。
あとは以下のような感想です。

なんの不安もない、お気楽映画。
指輪探しもいいけれど、たまにはこういう映画もいいですよ。お箸の国の人だもの。