ポン・デ・ライオンカレーに挑戦

そういったわけで、ミスドのクッキンググッズキャンペーンではカレー皿をもらってきました。
ミスドのサイトで紹介されているポン・デ・ライオンカレーのもりつけ方では普通のカレーが使われてるけどね、オトナの私はシーフードと玉ねぎで。あと、使いかけのにんにくの芽も投入しつつカレーを作ろうと思ったわけ。で、具を炒めてあらかた火が通ったところで「さて、“こくまろ”(カレールー)を入れるかね」と戸棚を探ったら、なかったのよ。買い置きしてたはずのこくまろが。でもフライパン*1の中にはシーフードちゃんたちがホカホカニコニコと味つけされるのを待ってるわけ。で、私のカレーテンションも最高潮なわけ。でもルーはないのね。
そのまま火を止めてスーパーまでひとっぱしり・・・とも思ったけど、夜も遅いので、とりあえず代わりにあったスープカレーの素を入れてみました。が、具が4皿分(ルー1/2箱分)を想定していたのに対して、スープカレーの素は1皿分用なのよ。しかも“スープ”カレーだからとろみが出ない。代打で入れてみたところで具がうっすらとカレーの色と香りをまとうだけで、味がつかなくてさ。焦ったね。焦って、「とにかく味を!」つって慌ててカレーパウダーと味噌と胡椒をドカンドカンと投下してみた。結果、“魚介類の味噌煮込み・カレー風味”が完成。オタオタしてたらにんにくの芽の緑色も消えてしまった。

ちなみにイエローなライスはサフランではなくカレーパウダー入りで炊きました。色がつきゃいいの!
あと、鼻はにんじんではなく梅干し、目はレーズンではなく海苔です。雑にちぎってのっけたので泣き出しそうなポン・デ・ライオンに。しかも具が多すぎて、たてがみがファンキーに。盛り付けのセンスがなさすぎる。
味は、味噌とほんのりカレーの味がしておいしかったです。

反省点

  • 緑の野菜は別に火を通して盛り付け時に合流させること
  • あらかじめ材料が揃っているか確認しておくこと

「そんな味噌煮と海苔と梅干しじゃポン・デ・ライオンがかわいそう!」と思った料理上手な方はウチに来て作ってください。私がこのカレー皿と顔型を持ってあなたの家にお邪魔するのもアリです。
せっかくもらったんだから活用していきたいよ、カレー皿。何のイベントもなしに独りで使うのはつらいです。

*1:最近はたいていフライパンで料理をするようになった。はなまるマーケットで紹介されてたの。火が早く通って便利です。ケンタロウ氏もフライパンで肉じゃが作るって言ってたし

『無理矢理おしかけまSHOW』

へぇ〜、こんなの出てたんだ、読むに決まっとる、と迷わず購入。

無理矢理おしかけまSHOW

無理矢理おしかけまSHOW

オコジョさん』でおなじみの(おなじんでるかな)宇野先生ですが、私はこの方のエッセイ漫画が大好きです。ご自身を“人格にだいぶ問題のある漫画家”として描き、目に触れたすべての事物に悪態ついてる。そのわりに丁寧に取材しているし、描写が細かいし、登場する人々(編集さんとか取材先の人たちとか)がちゃんとそれぞれ個性のあるキャラに育てられていて、こんな丁寧な原稿、愛がなけりゃ描けないだろ!とか思ってしまう。なにより、先生が、取材のために白泉社から軽く扱われている(ってことになってる*1)ところがイタオモロくて。
今回も、担当者の部屋、竹宮惠子先生のお宅、スポーツジム、宇野宅・・・などと節操なくいろんなところにお邪魔していて、よほど取材先がなくて困ってるのか、と読者を心配させる感じが良かった。こんだけ面白く描いてもらえるんだから世の中はもっと宇野先生の取材を歓迎するべきだと思うんだが。


宇野先生のエッセイ漫画といえば『アジア行かされまくり (Jets comics)』と『リゾート行かされまくり (Jets comics)』。もう、何度読んだことか。旅行のレポートで「いやだ帰りたい」と泣きわめいてるシーンが毎回描かれてるのに、これ読み終わるとなぜか旅行に行きたくなるんだわ。私も旅行が苦手だから、「こんなに嫌がってる人が、それでも一時的に楽しめるスポットがあるのなら行ってみよう」って思うのかも。旅行好きにも旅行嫌いにもゼヒ。『無理矢理おしかけまSHOW』含め、ご興味あるお友達はお貸ししますので声かけてくださーい。

アジア行かされまくり (Jets comics)

アジア行かされまくり (Jets comics)

リゾート行かされまくり (Jets comics)

リゾート行かされまくり (Jets comics)

*1:書かれてることがほぼ事実だとしたら、白泉社の社員ってクレイジーな人が多いんだなと思うしかない