NO MUSIC, NO LIFE?

渋谷駅山手線ホームのタワレコ広告。アッコちゃんとひろみちゃん!

しかもタワレコ広告出演者たちのインタビューが特集ページで見られるのねー。
で、今回わたしはこのアッコちゃんたちのポスターに『NO MUSIC, NO LIFE?』って書いてあるのを見て「あ!?すげえ!さすがアッコちゃんだ!」と思ったんだけど、よく見たら他の人のポスターも全部そうなってた。なにかというと、末尾の"?"のこと。これって昔からついてた?
・・・違うよね。過去のポスターたちを見たら、おそらくこれは今年からなんだね。やっぱりね。
実は私、『NO MUSIC, NO LIFE.』というコピーがあまり好きではなくてですね。好きになれない理由はうまくはいえないんだけど、まあ一言、「うるせー」ですよ。格言ぶって最後ピリオドで言い切られてもさあ。あたしゃiPodなくしたまま半年放置してたけど別段不便に思わなかったよ、と。あと苦手な同級生男子*1がメアドのアカウントを"no-music-no-life"にしてて「うへー」と思ったこともあるし、と*2。とにかく「言いたいこたわかるけど、音楽がカラの冷蔵庫を満たしてくれるわけでも、家賃を払ってくれるわけでもなし!」なんて無意味な意地を張っていたのね。
だから"?"の問いかけは、私にとっては革命的なんですよ。言い切りで主張されると例外を探したくなるけど、問いかけられると考えるもん。それに、"?"とともに映る人たちにもそれぞれの答えがありそうでしょ。たとえばアッコちゃんたちのポスターの『NO MUSIC, NO LIFE?』からは、「そんなことはないけどねーえ。でも、ないよりもあるほうが、素敵よねえ」とアッコちゃんの声が聞こえてきそう。実際、アッコちゃんはインタビューで

音楽は人の生活を慰めるし、励ますし、でもそこ止まりですね。
で、それでいいと思います。

と言っている。そうそう、そうなのだ。それでいいのだ。
いやあ、タワレコ30周年、おめでとうございます。たしかに「音楽のない人生なんて」で通じるのは20代までで、30歳になったら「音楽があれば?」と言える余裕が出るものなのかもね。えらそうねわたし。

*1:世の中の事象を「ヤバイ」と「アツイ」の二語で表現し尽くそうとするようなヒト

*2:この例は関係なかったっぽい