いま見終わった！おめでとうございま！巡回する前に雑感。だいぶキモチワルメなので畳みます。
- エハラマサヒロが早々にあの得点を出してからというもの、以降の出場者（と見てる私）にあきらめがあったからか、気楽に見られて、かえってみんなの出来がいいように感じた
- 3人目のバカリズムで「決まりだろ」な高得点、直後のエハラマサヒロの3点差、それで最後の最後までひっぱって中山功太ドーンの流れが美しすぎて生放送とは思えない
- 審査員がみんな良き理解者で心がほんわかした。M-1に比べてお茶の間っぽさが強い。マチャアキも、孫にお年玉やるみたいに得点あげてたのが面白い。あれはあれでいいと思う
- そいやネタ中に審査員があまり映らないのが良かったな。声なく爆笑してる関根さんがたまに映るぐらいで、ほとんど舞台の芸人だけ。司会者も観覧ゲストも一切映らなかったような気が。ゴールデンタイムとは思えないほどストイックな構成で、それは録画で真夜中に見ている身（＝私）にはありがたい
- こんなに映らないなら観覧ゲストいらないじゃんとか思ったけどそういうわけにはいかないのかね？まあ別にいてもいなくても映らないならいいか
- ところで、エハラマサヒロが3点差でバカリズムを抜いたとき「そんなにかあ？」とやっかんだテレビの前の私
- もちろんバカリズムを大ひいきしているというのもありますが、他にも私にはエハラマサヒロを認められなかった理由がありまして
- それは、彼のネタの"矢野顕子モノマネ"の中で、矢野顕子のものではない歌が歌われている*1という、矢野顕子ファン以外にはどおおおでもいい理由なんですけれども
- しかしともかくお笑いのネタにするにしても、本人の歌でないものを「本人の歌だと思い込んで」ネタにしているところがまだまだ浅いよな、と思っていましたもので、そんな彼にバカリズムを抜かれたとき「アッコちゃんの歌もわからんでマネてるようなやつに・・・！」と一気に私は不機嫌になりましてね
- しかもエハラさん、26歳だというじゃないですか。評価されるには若すぎるよ。彼の芸だって、まあ面白いけど修行の余地は充分あるし、それは彼が若いから当然のことで引き算の対象にはしないのに、みんなエハラさんをコトノホカ評価しているので「そうでもないぞ？」という思いが強くなってたのはたしか
- だから今年、彼には優勝してほしくなかったし、しなくて良かったと思う。本人も優勝しなくてほっとしてるんじゃないかしら
- 別にエハラさんが嫌いなわけではないです。むしろ彼がもっと面白くなっていくことに期待してます
- まあそんなこんなで勝手に不機嫌になったりしましたけど、そんな私を一気にエイチエーピーピーワイHappyな気分にしてくれたのがあべこうじさん
- あべちゃん大好き。あべちゃんのあの、心の入ってない泣き出しそうな笑顔に癒されまくり
- COWCOW山田よしって人も、ピンで初めてみたけどあんなに面白かったんだ〜、って嬉しくなった
- 岸学、敗者復活戦のときも思ったけど"意外に高得点"。ネタやってるときはあんまりウケてるように見えないし、本人も「やっちゃったなー」って顔してるのに得点が高くて「あれ？」みたいな。もうジャック・バウアーを卒業させてあげたい
- 中山功太って、私は今まであんまり面白いと思ったことなかったんだけど、今回のは素直に面白かった。優勝も納得。というかエハラマサヒロを抜いてくれてありがとうてな気持ち。いやいや、おめでとうございました
- でもさでもさ、笑いの量はひいき抜きにしてもバカリズムの地理バカ先生が一番だったよねー！まあ、ミッチャンが100点入れて「感動した！」って元総理げに叫んでたし、関根さんが栃木のサウスポーを指摘してくれたから、もう、満足ですけどね。升野すゃん来年も出てきてねー。あとあべちゃんもね。ラブ。
*1:『コーヒーをいれたから』。この歌、矢野顕子ファンとしては全然違う人が歌っているとすぐわかるものなんですが、やはり世間的にはこれ、矢野顕子ボイスに聞こえるんでしょうか
