笑う春休み 3/30 テレビ朝日

1月に放送された『笑う正月』という番組が好評だったとのことで今度は『笑う春休み』。純粋なネタ見せ番組。客席を見ると大人の、しかも男性がわりと多かったようなので笑い声も落ち着いており好感が持てた。司会(別に進行してないけど)は関根さんと優香、出演芸人は、思い出せる順に書くとホリさん、アンタッチャブルクワバタオハラよゐこカンニング笑い飯中川家、インパルス、品川庄司フットボールアワー青木さやか劇団ひとりなど(他にもいた気がするけど思い出せない)。くわえて「関根'sEYE」ではバカリズムさくらんぼブービー南野やじ名刀長塚が登場。
南野やじはいいね。ネタが好みとかブレイクの兆しとかそういうことではなくて、あのお経ネタは初見でも見ていられる安心感がある、という意味。歌ネタをする芸人もそうだけど、音楽やリズムに乗っていると客はそのネタの言葉を聞こうとして、普通のコントや漫才を見るのに比べて少し前のめりになり、集中度が高くなる気がするから。客の笑いが起こらなくても沈黙の重さは多少免れる、とか。まぁ演者自身は客の顔を目の前にしてるんだから免れるもなにもないとは思うけど。しかしグチャグチャ言わずとも南野やじは面白いと思います。今まで自己紹介ネタしか見たことがないので、今後に期待。
ホリさんは「木村氏*1の写真集の撮影」という設定。カメラマンにのせられて、どんどんモノマネを披露する木村さん。ビビる大木、藤井隆東野幸治、武田鉄也からさまぁ〜ず大竹への移行、などが素晴らしい。ユースケにいたっては、本人よりも似てるから。 しかし得意のえなりかずきに関しては今回、ベースでやっている木村さんのモノマネを引きずってしまっていたため言葉が乱暴になったのがちょいミス。「しょうがないじゃないかー」を「しょうがねぇじゃないか」と言ってしまうなど。ホリさんは木村氏のマネを長く続けられるところがすごいんだけど、この木村氏の不機嫌キャラがほかのモノマネにも影響して似なくなってしまうことがあるので、そのあたりを今後なんとか。なんだこの私の視点。気持ち悪。
あとクワバタオハラがここ数ヶ月で急に面白さが炸裂してきてる気がする。前はもっと女らしさも面白さも中途半端だったのだけど(超失礼)、最近はネタ進行にメリハリが出てきたのかライブで観ても、テレビで見ても、録画したものをくり返し見ても笑える。笑えるし、キレイ。こんなに華やかでしっかり面白いんだったら、今年度はテレビの仕事も急激に増えるのじゃないかしら。来週の初単独ライブ、行ってみようかなー、と思えてきた。

*1:ヒットするとお互いに悲しい思いをするので苗字で書きますけど、「開いてる」木村さんのことですよもちろん