徹子の部屋

ゲストはくりぃむしちゅー。近頃の『徹子の部屋』は、はじめ立ちトークで客席が少しだけ後部から映るのだけど、その観客の後頭部で客層がみな徹子と同じぐらいなのだとわかって少し不安になった。でも始まってみたら徹子とくりぃむの2人は実に和やかでテンポ良く話していたし、ちゃんと有田さんや上田さんのボケやツッコミにも反応して笑っていたので良かった〜・・・ってなんの心配を。
話の内容はほとんど「くりぃむしちゅーのなれそめ」で、おもにコンビ結成にいたるまでの学生時代の話。徹子も言ってたけど、いつ聞いてもこの2人の運命ってすごいなーと思える。むしろ運命を感じるコンビ結成だったから、派手に売れなかった時代も2人でがんばってこられたのかな。
で、面白かったのは、徹子がなんども微妙に言い間違えるところ。早稲田大学立教大学に進んだ2人の大学生活がさぞ楽しかっただろう、と「ピンク色のキャンパスライフ」と言い、2人に「バラ色です」とつっこまれていたが徹子は「ピンク色とバラ色、何が違うの?」ときょとんとしていた。その様子にスタッフ大笑い。「ピンク色ですと、少々、邪な・・・」(有田)。 また、偶然が重なる2人をして「運命の赤い糸だわぁ」と徹子。「結婚とかじゃないんで、赤い糸はちょっと・・・」(有田)と言うと「じゃあ、バラ色の糸だわね」(徹子)。色を変えればいいというわけでは。 ほかにも、有田さんが実家に帰ったらいつのまにか実家が“長谷川さん”に売られていた・・・という話をしたところ「“川村さん”に変わってたのね」と間違った反復。 あと例の“くりぃむしちゅー”というコンビ名の由来*1を話しているときも「まぁ、“酢豚”って言わなかっただけ良かったじゃない。・・・・・・酢豚もおいしいんだけどね」(徹子)。「誰にむけての酢豚フォローですか」と上田さん。
徹子はホントに自由。上田さんが一生懸命話しているのを断ち切って「あなたの声って浪曲みたいねー」といって、急にしゃがれ声で上田モノマネを始めたりもしていた。上田さんは有田さんに徹子にと、ツッコミまわすのが大変。でも結構くりぃむの芸風に似合ってると思う、徹子の天然は。
しかし全体的に2人はくっついて座りすぎじゃない?あと有田さん、上田さんのこと見つめすぎ(笑)。CM明けに上田さんの毛づくろいをしていて、徹子に「・・・猿の次郎さんの奥さんも、そういう感じだったわぁ」と言われていた。先日の『アメトーク』での「愛し合ってるキャラ」(by宮迫)を思い出しておかしかった。

*1:ウンナンの気分は上々』でさまぁ〜ずと対決し、負けたために“海砂利水魚”から改名したという例の話。そのとき名付け親のウッチャンが有田さんに「好きな食べ物は?」と訊き、有田さんは満面の笑みで「クリームシチューです!」と返答。