ポジティブ芸人

きのうの『秘密基地』を聴いていたら、アンタッチャブルのポジティブぶりがおかしくて録音MDを何度も聞き返してしまった。
まず登場時に柴田さんが「人気者の柴田くんでーす!」と名のって伊集院さんに「人気者かどうかは自分で言うことじゃないんだよ」と諭され、「人気コーナーを担当している僕も人気者なのかと思って」ときょとんと答えていてかわいかった。また山崎さんも「大山のぶ代さん(今回の「VIPルーム」ゲスト)に次の代のドラえもんを任されている山崎でぇす」と調子のいい自己紹介を。「ウソでしょ?」(伊集院)と指摘されて「ハイ、任されてた方が言うことに重みが出ると思って…」って、テキトー(笑)。
コーナーはハガキがたくさん来ていて盛り上がり、伊集院さんが「今日は特別おもしろかったなぁ」とつぶやくとチャブの2人は揃って「ありがとうございまーす!」と、さも自分たちが褒められたかのように喜び、伊集院さんの「いやいや、君たちが、じゃなくて、リスナーからのお便りがね…」と訂正する声すらかき消されていたのが微笑ましかった。柴田さんなんて「ありがとうございます」が変化しすぎて「あんでぼーんす!」って言ってたし(笑)。

笑わず嫌い王」に出たときも「めちゃイケに呼ばれるなんて、こんなめでたいことはない」と何度も言ってたし、『虎ノ門』や『秘密基地』でもお互いが相方の一言ひとことに「うまいこと言うね」などと相槌を打って、トチっても「大丈夫、大丈夫」と小声で励ましているところをよく目に耳にする。売り出し中の若手だから調子のいいことを連発したり励まし合ったりするのは珍しくないのだけど、アンタッチャブルの場合は特にそのポジティブぶりが印象に強くて、「ネガティブ芸人・四MEN楚歌」ではないけど「ポジティブ芸人・アンタッチャブル」と思われるようになればいいなぁ…となんとなく思った。


そんな彼らのネタを集めたポジティブDVD『爆笑オンエアバトル-アンタッチャブル』も、もうすぐ発売です。