太田のこれを読め!メモ

昨晩の『爆笑問題カーボーイ』「太田のこれを読め!」紹介本メモ。
いやあ、いつか聞いてみたいと思ってたけどすごい放送だな、「これを読め!」。2010年、AMラジオの深夜番組のスペシャルウィークに、新刊でない本のハナシを2時間し続けるっていうね。1作家めの水上勉作品の紹介が終わったところで田中さんが「太田さん、あと30分ですが残りいけますか」って言ってて、時間の経過に驚きました。

向田邦子全対談 (文春文庫 (277‐7))

向田邦子全対談 (文春文庫 (277‐7))

↑太田さんが水上勉を読むきっかけとなった本。太田さんが田中さんに向田邦子について話すときって、知り合いの女性のハナシしてるみたい。「この話題の変え方が向田さんらしいよねー」とか言っちゃって。
土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 (新潮文庫)

土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 (新潮文庫)

水上勉氏の食べ物エッセイ。「旬の野菜を食べることは土を食べること」など、僧経験のある作者の自給自足エッセイ、らしい。
↓の月別概要はAmazonレビューから拝借したものですが、これ見ただけで飯三杯いける。

1月は雪に覆われているため、秋の穀物を貯蔵しておき料理する。ジャガイモなど。
2月は味噌を使った田楽やこんにゃく
3月は高野豆腐湯葉
4月は山菜。タラの芽
5月が筍、うど
6月は梅干
7月は茄子と夏大根
8月は豆腐
9月は松茸、しめじ
10月は果実酒、唐辛子
11月は栗、くるみ
12月は焼き芋、根菜汁

雁の寺・越前竹人形 (新潮文庫)

雁の寺・越前竹人形 (新潮文庫)

星新一〈上〉―一〇〇一話をつくった人 (新潮文庫)

星新一〈上〉―一〇〇一話をつくった人 (新潮文庫)

星新一氏の伝記。製薬会社の御曹司だったんだって。晩年、タモリさんの別荘ですごしたエピソードなどもあるらしい。タモさんはもう、文化の塊みたいな人だな。
夢の国をゆく帆船 (ハヤカワ文庫)

夢の国をゆく帆船 (ハヤカワ文庫)