easytoneで高尾山

そういや9連休の締めに高尾山に行ってきました。"靴裏がちょっと球"なeasytoneを履いて。
週末に友だちが泊まりで遊びに来ていて「どこか行こうかねー」と何も決めずに外に出たものの、そのまま散歩のノリで「じゃあ高尾山でものぼろっか」と。そんで駅前でパンとオチャを買ってそのまま中央線に乗ったのだ。だからeasytoneを履いていたというわけ。実はこの友だちとは半年前も同様のノリで高尾山に登ってるのだった。会えば高尾山に登る。高尾山フレンド。

easytoneを気遣って、上りは舗装されている1号路でゆっくり登山。連休中ずうっとヒキコモっていたため、登り始めはすぐにゼーゼー言ってお茶飲んでばっかりいたんだけど、球な靴裏のおかげか坂道でのコツをつかんで後半は全然つらくなかった。スタートから1時間ないぐらいで山頂到着。そのまま賑やかな山頂を通り過ぎて、稲荷山コースの下り口の木だけに囲まれた静かなベンチでパンを食べた。おいしかった〜!!

その後、環状の5号路をつたって1号路に戻ってから下るつもりが、曲がり角を1本間違えて6号路に入ってしまった我々。やばい。ちょい本気の山コース。下りていくほどに道が道でなくなっていき、急な斜面、ゴツゴツの石やボコボコの木の根の上、ときに水の流れるぬかるみの上を、約1週間使わないでいた全身の神経を集中しておそるおそる歩いた。私がツルッと滑るたびに友だちが「スリルシューズ!!」と言ってきていたが反応する余裕もない。


思わぬスリルを味わいながらも(思わぬじゃないだろ)なんとか下山してくると、16時頃だというのにこれから登ろうとする人々の姿が続々と。しかもみんなあきらかに登山の格好じゃない(私もヒトのこといえないけど)。若い女の子たちなんかはミニスカートにヴィトンのバッグ持ってたりとか。え、何、なんの集会??

ビアマウントかー。やってることすら忘れてた。ケーブルカー乗り場には長蛇の列。「最大90分お待ちいただきます!」のアナウンス。なるほど、90分待つなら自力で登るぜ、のヤングたちがあの格好で登ろうとしてたのか・・・。しかし今思うに、舗装された1号路でなくリアル山の6号路から登ろうとしてた彼らは無事ビールを飲めたのかしら。(ていうか生きて帰ってこれたのかな)
ビアマウントも行ってみたかったなーと思いつつ、ヘトヘトになって帰った。そんで途中ドーナッツプラントに寄ったり、スーパーでタイムセールの天ぷらと巻き寿司のパック買ったりして、帰宅し、風呂入って、そば茹でて、ビールで乾杯、ソバ・スシ・テンプーラを腹一杯食べてそのままドターッと寝転がってグー。これはこれで贅沢でした。マル。