きのう、移動中にアジア飯な屋台で弁当を買って、公園的なところで開けてみたら、ついてきた割箸がなんかヘン。
切れてない。割り口がないのだ。中央にスッと浅めの溝が入ってるだけである。ていうか1本の木の棒だ。
指先に全力を込めたり歯でギリギリと噛んだりしてみても棒はしぶとく棒であり続ける。
しかたなくその棒の幅広のほうでおかずや米飯をちまちまとすくっては口に運ぶというアリクイ法にて弁当をやっつけたが、たいへん情けない気持ちになった。
しかしこれはもしかしたら壮大なエコプロジェクトなのではないか。ソリマチに「僕もマイ箸持ってます」と言われたって今さらあんたに影響される世の中じゃねーよポイズンとか思ったが、割れない割り箸は確実に私にマイ箸を強く意識させてくれた。
これからのエコは「使えると見せかけて…！」だ。
