趣味の写真

この土日は久しぶりに、休日らしいゆったりした時間を過ごしました。
先頃手に入れた携帯電話のカメラ機能がなかなか優れているので、うれしくてパシャパシャと。

  • ※あれっ。自宅でペタリペタリと画像を貼っていたのに、会社PCから見たらなんも貼られてない!ショック。ローカルパスを指定してしまったんだろうか・・・。

実家の柿

1ヶ月以上ぐらい久しぶりに*1親の家に行きました。包丁を研いでもらいに。
そしたら庭先に、まるで、ある日急に差し込んだかのような柿の木が。
玄関のドアを開けるなり、靴も脱がない私が「(庭の柿は)どうしたのー?去年なかったよねー?買ったのー?」と台所にいるらしい母に向かって叫んだら、台所から母が「今年8年目ー!」と。
私が高校生の頃に種を蒔いて、そこから今年で8年経ったんだそうな。
いやあ、感動した。桃栗三年柿八年って、本当だったんだ!
写真の柿の木はだいぶ落ち着いてきているが、両親はここ2〜3週間、毎日柿を3個ぐらいずつ食べてるんだそうな。「減らないのよ」と嬉しそうな母。
実家の柿
実(み)はどれも美しく赤くなっていたが、ひとつ、↑の写真のように、日陰部分に青さが残ってる実(み)があって、お店では売ってない味のある見た目だったので撮影。
柿は、やはり売っているものの持つトロッとした甘さはないけれども、カリリと引き締まっていて、ほんのりと甘くて、庭柿としてはなかなか成功していた。

蟹が来た

それで柿に驚きつつ父に包丁を研いでもらいつつ、ついでに朝食をいただいて、包丁もらって、てくてくと自宅に帰ってきて、年末の大掃除の真似事などをちょこっとだけして、すぐくたびれてうたた寝してたら夕方の冷え込みで目が覚めて、途方に暮れていたら電話が鳴って、出たら母。
「夕飯まだなら走っておいで!」

でかい!うまい!えらい!
素直に走って、この日2度目の実家を訪ねたら、蟹!タラバ!超高級!なにやら、親戚の贈り物好きの伯母さんが送ってきたそうな。すげぇ、こんなでかい蟹、生で見たの初めてだ!
足をちぎって鍋に放り込み、ちぎって蟹酢につけてほおばる。
「エビカニ類を食べると体が痒くなる」といつもは避けている父も、この日は「うめぇなぁ」と喜んで食べていた。
新鮮だから痒くならないらしい。
機嫌を良くした父は「決めた。年に1度はさぁ、蟹も贅沢すればいいんだよ!そしたら俺も痒くない」とめちゃくちゃなことを言っていた。
私は彼の娘である。

落雁

見てるだけでおめでたい
こちらは長姉のおみやげ。
和三盆糖を使った落雁
ひとつ食べてみて、落雁ってこんなにおいしかったっけ?と、また驚く。
子どもの頃にボソボソカリカリしたものを食べて以来、味を楽しむものではないと思っていたけれど。
6歳になる甥(姉の子)が、私の撮影している横から指を挿んできて「これがね、抹茶の味だよ」と教えてくれていた。
しかし何度も「これ(松の木の絵)、抹茶の味なんだけどねー」と言ってくるので、私が「抹茶のが食べたいの?」と訪ねると「ひいたん*2が食べるなら半分こしよう」と言われた。
甥は、私が来る前にひとりで落雁を食べ過ぎて、母(姉)から落雁ストップを受けていたらしい。
甥の希望どおり、5cmほどの小さな抹茶の落雁を半分に割って渡すと、彼はそれを口に放り込み、嬉しそうに口の中で転がしていた。


蟹と柿をたらふく満足、それと落雁で幸せになって、凍る夜道、さみぃさみぃと自宅のアパートを目指す。
途中、この日記のコメント*3で臼さんから教わった古本屋『風船舎』の位置を確かめようと、普段入らない道に入ると、冬の夜にせつない看板が。
元
もう現役ではないそうだ。

*1:そんなんで久しぶりとか言っちゃう距離に住んでます

*2:甥・姪が呼ぶ私の愛称。たまに彼らがいないときも自分自身で言ってしまうことがある

*3:http://d.hatena.ne.jp/hiloco/20051216#c1134742414