先日届いた『Human After All』を「ヤッパリダフトハイイネー」と尻を振りつつ何周か聴いていたのだけど、どうも物足りないというか・・・。というわけでゴソゴソと『Discovery』を出してきて再生。
- アーティスト: Daft Punk
- 出版社/メーカー: Virgin
- 発売日: 2001/03/12
- メディア: CD
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このアルバムは全体的に“ハレ”の曲が揃っていて、初めて聴いたヒトでもすぐにノリノリでお尻を振れちゃうぐらい、いい意味で万人ウケする作品だと思ってます。テレビ番組やお店のBGMでもよく使われてますね。表現色が豊かで、音に体温が感じられて、ワクワクするんだよー。
一方でこのたび4年ぶりに、という『Human After All』なんだけど、邦題の「原点回帰」ってのは・・・こういうことですか?と思えてしまうほど1枚目の『Homework』に印象が似てるような。1枚通しても、重くて暗くて冷たいというか、ずっとハレないままなの。私としては「嫌いじゃないけど積極的には選ばない」種類の音楽でした。
あれだけメジャーなアルバム作っておいても1枚目のテイストを取り戻しに行くなんて、本人たちは「SONYに浮かされてたけど、俺たちは本当はこういうのがいいんだーっ!」ってもがいてるんでしょうかね?そもそもフランス人ってもがくんですかね?(超偏見)
ま、フランス人のことも音楽のこともよくわからないし、別に情が移るほど聴きこんでるわけじゃないからどうでもいいけどね。私は自分が気持ちよくなる音楽を選んでいくだけです。