「日記 習慣」という不毛な検索

 祝日。雨で朝が暗く、寒い。
 ひさしぶりに『ラヴィット!』をリアルタイムに、Twitter実況しながら見た。1時間55分の生放送を最初から最後まで見届けて、祝日の朝を味わう。
 ゆうべの味噌汁の鍋に残りごはんをいれ卵を落としたおじやを朝食とする。キムチと納豆ものっけた。

 前日までのまだ見てない『ラヴィット!』録画も手当たりしだいに見ていく。最近は仕事であまりリアルタイムに見られず、夜に見るのでも家事をしながら背中で流したりしていたので、見た気がするのと見てない気がするのがごちゃまぜになっていた。毎日1時間55分やってる番組を追おうとすることの無謀さよ。なんだかいつもゲストにインディアンスが出ている気がする。
 数日分を見たところで時計をみるともう15時近くでぎょっとした。朝の番組を見ている限り、ずっと午前中の気持ちでいてしまう。罠だ。

 北尾修一『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』を読み進める。出版社をやったり編集者になったりする予定はないが、おもしろく読み良くて遅読のじぶんでも今のところスイスイ読める。文体や文字組みや本の大きさのおかげで読みやすいんだろうな、と内容だけでない工夫を思う。
いつもよりも具体的な本づくりの話を。

 ラジオを聴きながら家事。雨は依然として強く、もう今日は買い物に出ずに夕飯は家にあるものですませようと食材を探した。気に入っているリゾットレシピ本をめくり、今ある食材なら長ねぎのゴルゴンゾーラリゾットがつくれそうだと決める。鶏もも肉も入れてしまおう。
はじめてでもおいしく作れる リゾット・ピラフ・パエリア
 このレシピ本によるとリゾットは生米から具材と一緒に炒め煮てつくるので、フライパンひとつで20分程度でできあがる。米を炊くより早い。
 リゾットはおいしくできた。赤ワインが合う。

 きのう「リハビリのために日記をつけよう」と決意してからまだ日記を書いていない。書いてもまた書き終わらないのではないか。つづかないのではないだろうか。と、「日記 習慣」という不毛な検索をしたりした。そんなことしてるあいだにさっさと書いたらいいのだが、そういえばと思って探したら、好きな日記書きの人である古賀及子さんの日記インタビュー記事を見つけた。ふむふむと読む。
DPZ編集部の古賀及子さんインタビュー 毎日日記を書く原動力は「ひとつもわからないけど、なんだか書けちゃって」 - 週刊はてなブログ

 寝室で日記を書いている横に夫が来て、テレビをつけた。サッカーワールドカップだ。日本vsドイツ戦である。わたしはテレビ画面は見ていなかったが夫の一喜一憂で状況を把握した。日付が変わるころに夫は「やったー」と万歳していた。