『ジャルジャルのしゃべってんじゃねえよ!』ゲスト:銀シャリ


1/7放送bayfmジャルジャルのしゃべってんじゃねえよ!』でのジャルジャル銀シャリの同期トークがとても良く、気づいたらトーク部分を書き起こしていました。聞いてるわたしの心の叫びは注釈に書いています。

後藤:(この番組)初ゲストですよ。初ゲストで銀シャリ
橋本:うれしいですねえ。え、ほんま初なんすか?(放送)79回めにして初?
後藤:79回めにして初。
福徳:「ありがとう」は?
橋本:えっ、俺らがいうの? ……ありがとう。でも、うれしいわ。

福徳:同期ですからね、我々。
橋本:(ジャルジャルとは)ずっと会ってなかったんや。昨年の、M-1(準決勝?)から。
後藤:M-1チャンピオンや。
福徳:おめでとうね。
橋本:ずっと会えてなかったんや。後藤とは一瞬会えてんけど、福徳とはあれからずっと会えてなかった。
福徳:大親友なのに。
橋本:(今回のM-1での銀シャリは前回の)ジャルジャルとおんなじ出方やったやん。一位通過して。
後藤:福徳、裏話あるよな。
福徳:これはもう、正直言おか。
鰻 :え、なに?
橋本:怖い怖い怖い!
福徳:(笑)M-1勝戦、3組終わりました。で、誰が優勝やろ?って思って。(テレビで見てても)わからへんかってん、ほんまに。
橋本:スーパーマラドーナさんと、和牛と、俺ら(銀シャリ)ね。
福徳:でも(ネタを終えたあとの)橋本の顔が、超落ち込んでてん。
橋本:おう。よう知っとるな。
福徳:だから「あっ、あかんかったんや」と思って。
橋本:なんか、テレビで見てるのと(現場の空気は)違うらしいね。
福徳:そう、スタジオではウケてなかったんや、思って。で、俺すぐ橋本にLINEしてん。「来年また、戦おうぜ」って。
後藤:早いねん
鰻 :優勝決まる前やろ?
後藤:結果出る前や
橋本:あ、たしかにあれ(LINE)、俺、時間軸で見てないからさ(終わったあとに見たから)
福徳:ほな、優勝してん。やっべー!と思って、すかさず「来年も決勝に出られるやろ?って意味やで」って(追加で)送ってん。そしたら橋本からあとで「福徳が一番先にメッセージくれたわ、ありがとう」って返ってきてん。俺、優勝する前に送ってるからや。
鰻 :なんでそんなすぐ送るの?
橋本:そんな真実、いま聞いたから。(M-1出演終わって)LINEみたら(お祝いメッセージが)ぶわーって入ってて、時間軸わからへんから。その中で「来年また戦おうぜ」って言ってくれたってことは「おい、チャンピオン、逃げるなよ。もっかい戦おうぜ」って意味かと
後藤:熱いメッセージや、と
橋本:激アツやなと
福徳:そう(伝わるように内容)すりかえたんや
橋本:ダサイやん

橋本:(決勝3組終えて)やばいな、これ、激ムズやな、と(思った)。出しきったけど。そしたら鰻が「橋本、顔上げえ。まだ何もわからんぞ。やりきったやろ。自信持て。優勝は、あるかもわからんぞ」って。
後藤:おお、かっこええな。
鰻 :「そんな顔すな」
橋本:はっ、キャプテンみたいな顔してる、って。「まだ勝負はついとらん」
鰻 :だから俺、福徳に言いたいねん。なんで橋本の顔を信じんねん。俺の顔を信じろ。
橋本:鰻は(うまくやれた)感触ある顔しててん。
鰻 :なんで橋本の顔信じてすぐ連絡すんねん。
福徳:いや、やっぱり二人ともやりきった顔してないときはあかんよなーと思ったから……。鰻はほんま、やりきっててん。
後藤:な。よかった。ほんまによかったな。ほんまの漫才師になったな。*1
橋本:せやねん
福徳:今までニセモノの漫才師やったやん
橋本:どこかな
後藤:顔がおもろいだけの
福徳:あと声質がおもろいだけの。服装とか。
後藤:見た目で勝負する漫才師やったやん、今まで。やっとしゃべりがついてきた。
福徳:鰻の感じも味が出てきた、一気に。
鰻 :ほんまに?
福徳:うん。だから、噛んだとしても、プロの漫才師やから噛んでもオッケーやなって。
鰻 :これが欲しかってん。俺、称号が欲しかってん。
福徳:大阪ではめちゃめちゃ(いろんな賞)とってるやろ?
橋本:とってるけど……
鰻 :でもまあM-1チャンピオンってことで、別に、もうどんだけ噛もうが、ええやんか。
後藤:ええねん。
鰻 :チャンピオンが、か、噛むのとぉ、
福徳:噛んでるやん
鰻 :普通の人が噛むのと、全然ちゃうやん。
橋本:噛み神ってる
鰻 :流行語大賞

この番組ではいつもは即興コントを「10個やってる」という福徳と「ほんまは3つ」と言う後藤。さてどちらが嘘をついているか、と唐突にジャルジャルクイズを出され戸惑う銀シャリ。正解は3つ。どうしようもない嘘に思い出しイライラを起こす銀シャリ

橋本:……NSCで出会いたての頃に、(ジャルジャル2人が)「俺コンタクトやねん」とかっていってた嘘、なに? 「2段ベッドやねん、俺」って言ったあとに「嘘やで」とか。どっちでもええやん。
鰻 :「(家に)地下3階がある」とかな。
福徳:ほんまや
橋本:どっちでもええねん別に
福徳:(低い声で)地下3階あるんはほんまじゃ

後藤:曲、いきます。誰が選んだ曲?
橋本:僕が選んだ
後藤:じゃあ紹介してください
橋本:はい。あの、鰻さんね、星野源さんに似てるっていう
福徳:うちの後藤のほうが似てます *2
後藤:「うちの後藤」
橋本:全然似てへんやん
福徳:うちの後藤のほうが似てるよ!
後藤:鰻のほうが似てる思うわ*3
福徳:うっそー?
後藤:俺、星野源さん見ても自分に似てる思えへんもん
福徳:自分やからや
橋本:後藤は『逃げ恥』のメガネかけてる星野源さんに似てる
福徳:あー、まあ言われたらそやな
橋本:鰻はもう、アーティストとして……*4
後藤:ほんま、そっくりや。
鰻 :あ、そう。でも俺、星野源さんも(似てるって)言われるけど、見栄晴さんもよう言われんねん。どっちやねんやろな。
後藤:あー似てる
福徳:見栄晴さんは似てる
後藤:内面が見栄晴さんやねん
鰻 :内面が見栄晴さん? 俺、内面の見栄晴さん、知らんからなあ……。
橋本:神様に頼んだん?「見栄晴さん、多めで」って
鰻 :頼めへんよ別に
後藤:「見栄晴さん、追加で」つったん?
鰻 :追加せえへんよ
橋本:(笑)……それで、もう4年前ぐらいやな、星野源さんがスーパースターになっていくちょっと前ぐらいに、(相方が似てるのをきっかけに調べた)星野源さんを全部、網羅して。
福徳:橋本は(星野源さんのファンになる時期)早かったよな。
橋本:うん、もう、ぜんぶの……あの……ブンピツブツ……
後藤:分泌物?(笑)体からあふれ出てるやん
橋本:(笑)ぜんぶの文筆……執筆した……もの(=著作)、ぜんぶのアルバム、Blu-rayも持ってますから。
福徳:その中に銀シャリっていうタイトルの曲があったんや!そうや!聞いてください、星野源で『銀シャリ
橋本:ちがう、ちがう(笑)。星野源さんで『Crazy Crazy』です。

曲:星野源『Crazy Crazy』

(曲明け)
後藤:bayfmジャルジャルのしゃべってんじゃねえよ!』、今夜は同期の銀シャリをゲストに迎えてお送りしております。
橋本:(曲)いいでしょ〜。♪くれ〜ずぃ〜くれ〜ずぃ〜ど〜お〜か〜し〜て〜ると〜 わ〜ら〜えば〜♪
福徳:橋本は歌がうまいからな*5
鰻 :うまいな*6
後藤:銀シャリは二人とも歌うまいよ*7
鰻 :いやいや、俺は……
橋本:鰻、味ある。味あるで〜。
鰻 :はあ、ほんま(うれしくなさそうに)
橋本:♪ほ〜、ほ〜を〜そめ〜 ででで〜ん♪って、ここの、受けるトコがええねん
後藤:受けるとこ……
橋本:クレイジーキャッツさんの名前入ってんねん
三人:へー
橋本:植木等さんと、谷啓さんと
福徳:へー……
後藤:次の曲にいきます。次はジャルジャルのJG、ワタクシが選びました。
鰻 :ジェージージャルジャルの、ジェージー……。
後藤:JJJGや。JGが選んだのは、SOFFet
福徳:ソッフェ、知らん
後藤:SOFFet、あれやん、大学でネタ合わせするとき、家からでっかいラジカセ持ってきて。
橋本:昔はラジカセやったもんな
後藤:そう。で、練習の合間にそれでラジオを聞いてて、そんときめっちゃ流れてたんですよ、SOFFetが。で、これええ曲やなって。鰻とカラオケいったときもこれ歌ったよな。
鰻 :あー、歌ってたな。
橋本:あのさ、ラジオってさ。昔(自分らが学生の頃は)CD借りるん(=レンタルサービス)とかも出はじめだったやん。で、(好きな曲は)カセットテープに入れてた時代で。今みたいにiPodでいろんな曲を聞ける状態じゃなかったからさ、車ん中でラジオ聴いてて好きな曲かかったときの喜びって今よりえげつなくなかった?
後藤:そうやなあ
橋本:よしきた!この歌!って
福徳:いつでも聞けるもんなあ今は
鰻 :槇原(敬之)さんの『モンタージュ』むっちゃ聞きたかったもん
三人:わー!(歓声)
鰻 :『モンタージュ』流れへんかなー、って思いながらラジオ聞いてた
後藤:俺、中学生んときマライア・キャリーにハマって、ラジオでマライア・キャリー特集やったとき喰らいついて聞いてた。
福徳:俺、中学んとき、吉川ひなの(が好きだった)。『ハート型の涙』必死こいて聞いたわ。*8
橋本:俺、槇原(敬之)さんの ♪君はきっとどうしようもない 僕に降りてきた天使〜♪ってやつが好きやった*9
後藤:あの、ラジカセに、へんなコードがついたアンテナの……
橋本:あー、あったあった!四角い輪っかのあれな
後藤:あれを部屋のいろんなところにかけて
橋本:そのアンテナの位置、ギリ、自分が立たんようなところでちゃんと受信したりすんねんな。そんで結局持たざるを得んという。がんばってひっかけるんやけどガサッてなってまた入らなくなる。
福徳:でも、みんな同期やけど、橋本だけむっちゃ年上だから時代背景ちがうと思う。
橋本:3つしか変わらんやんけ……。
福徳:力道山の時代やから
後藤:シロクロ
橋本:誰が力道山の時代や。誰が白黒やねん。街頭テレビでみんなで見るかぁ。
後藤:高度経済成長期
福徳:『(ALWAYS )三丁目の夕日』に感動した言うてたやん
橋本:『三丁目の夕日』にデジャヴで感動したって意味やないから
福徳:ちゃうの
橋本:たしかに町工場の叩き上げの顔してるけど。やかましいな。
福徳:鏡で自分の顔見ながらそんなん思うのつらいな。
橋本:冷静に分析すな

曲:SOFFet『君がいるなら☆』

(曲明け)
後藤:bayfmジャルジャルのしゃべってんじゃねえよ!』、今夜は同期のジャルジャルをゲストに迎えております。
福徳:オイお前だれやねん!お前、だれやねん!一体全体、お前だれやねん!よーしツッコんだー
後藤:……誰のこと言ってんの?(笑) え、俺のこと? 誰にツッコんでんの?
福徳:……え、今の天然か、お前
後藤:なに?……え、なんちゅった俺
橋本:マジか!
鰻 :え?え? あいたたたたたたた!ちょっと待ってくれよー!
橋本:福徳が悪い奴みたいになってたやんけ
後藤:え、なに?俺なんて?
福徳:俺、ボケたんやと思って
後藤:ボケてない(笑)
福徳:「僕らの同期、ジャルジャルをゲストに迎えております」ちゅうてん。だから俺「だれやねん」ってツッコんだんや
橋本:ラジオやから、俺らがボケた感も出るやん。俺がジャルジャルを紹介したみたいに
後藤:マジの天然ミス。言い間違えただけ。
福徳:さいきん顔もこう……風邪ひいて、なんか……
後藤:風邪ひいてないよ。肉体疲労でこういう顔になってるだけ
橋本:肉体疲労なんてリポビタンDでしか聞かへん
後藤:もう夜中の仕事にカラダがついていかれへんようになってるだけ*10
福徳:だから抵抗力下がって風邪ひいてんねん
橋本:お前、幸せやからやで。幸せやから、早くおじいちゃんになろうとしてんねん。穏やかやから。
福徳:家に帰ったら家族おるもんな
鰻 :(家族がいるから)穏やか、幸せや思うたらあかんで。そんなのは。いろいろあんねんて、家帰ったら帰ったで。
福徳:いうて、一人暮らしが楽しいやん
鰻 :まあ、結果的にそうなのかもしれんねんけど
後藤:(既婚未婚に関わらず)みんな楽しい道を歩んでんのよ*11
福徳:俺、スーパーで買ったお惣菜をパックのまま食べるの寂しいから、和皿とかにハマりだしてん。
後藤:ええやん、ええやん。
福徳:和皿にスーパーのお惣菜のせたら自分が手づくりしたような感覚におちいんねん。
橋本:俺、塩を5種類ぐらい入れれる皿、買うたもん。(くぼみが)横並びの、ハーモニカみたいな皿。
後藤:ええねえ。
福徳:(他の食器と)重ねられへん*12
後藤:本格的な漆の食器とか欲しいもん
橋本:コップとかもさ、もらったりとかして、ああ、センスがあるな、素敵に使おうっていうの思うようになった
福徳:それとさいきん、和の器でコーヒー飲むようになってん。お茶じゃなくてコーヒー。
後藤:若いとき、そんなん思いもせえへんかった。なんでもよかったもん。そういう味わいも(今は)わかってきたような。
福徳:お皿も楽しいって
橋本:重きを置きだしたな
後藤:そういうこと

同期だからできる、素直で他愛ない会話が至福でした……。
来週1/14も銀シャリゲスト回とのこと!

*1:しみじみと同期の優勝を讃えていてジーンときた

*2:放送時にはジャルジャルファンTLが「うちの後藤」で埋まった。彼女かよ……!

*3:「相方が星野源似」の奪い合い

*4:演じてない星野源さんなら鰻のほうが、と自分の相方を優位に立たせたい橋本さん

*5:気分よく歌いはじめる橋本さんを笑わずツッコまず、褒める素直さ

*6:相方を褒める素直さ

*7:ここには素直しかいない

*8:これ、誰も何も言わなかったのはどういう曲か思い浮かばないからだと思うんだけど、あれを必死こいて聞いたのはすごいなあと感心してしまうような強烈な歌ですよね

*9:橋本さんとカラオケ行きたい

*10:ほんと、ご自愛くださいね……

*11:既婚vs未婚になりそうな流れでこのまとめ!仏では

*12:ひとんちの食器棚事情を気にする福徳さん