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TAI-YAKU

雑記

32歳になりました。世に言う大厄に。
正確には女は32歳になる年の元日が大厄開始日なんでしたっけ。たしかにすでに思い当たる出来事があったような気もしますが、そんなの気のせいにできるほど楽しいことも次々と起こってますので。
誕生日にあたってお祝いの言葉をいただくたび、返答としてナントカのひとつ覚えのように喜々として厄年ヤクドシと言ってまわっていましたら、年上の友だちが「ああ……ね。わたしもう厄年飽きちゃったな」と言ってたのがかっこよかったです。
でも思い通りにいかないことはだいたい厄のせいにすればいいと思うとむしろ気が楽ですよね。なんかやらかしたら即、#厄年 つけて流して忘れますよ。自分のせいなのと自分のせいじゃないのと、どっちのほうが気楽かって言われたら大方の人は自分のせいじゃないほうを選ぶのではないでしょうか。厄年イズ厄のせいにできるチャンスイヤー。まあ胸の内でどれほど厄のせいにしたところで実情としては間違いなく自分のせいなんでしょうけど。32歳にもなると。
……あのー、とにかく、あれです。風疹とか水疱瘡みたいに、経験しとけば免疫力が上がるものだと思っておとなしく健やかに過ごそうと思います。
だけどそうだ、わたし、親が健康に生んで育ててくれたおかげで風邪もめったにひかない丈夫な人生を送ってきたため、小学生のころの風疹で親に手厚くされたことが数少ない病床の良き思い出となっていましてですね。学校休みなさいって言って、いっぱい漫画買ってきてくれたんだ、おかあさんが。だからいま自分で「厄年は風疹みたいなもの」と書いたとたん、あの時の枕元に積まれた漫画が思い出されて少しワクワクしてきましたけど違いましたね、厄年イコール風疹ではないんでしたね。親もさすがに娘の厄にまでつきあってくれないだろうし。もう漫画も買ってくれないのかな。でもこのとおり、丈夫だから大厄も大したことないと思うよ、おかあさん。漫画も自分で買うからね、おかあさん。