深夜の馬鹿力

1/20放送分「勝ち抜きカルタ合戦」コーナーの“人力舎カルタ”(今週のみのお題)が友だちに言いたいやつだったのでメモ。

  • 【は】這い上がれ 田上よしえ (RN:ハイフライフロウ)
    • 伊集院「『いら(↓)っしゃいませ(↑)!』でおなじみの。田上よしえいいけどね!とてもいいよね」
  • 【は】「入るんだったら人力舎だよね」と、自称オモシロ高校生 (RN:すすりもち)
  • 【は】番号で呼ばれていた頃、慰問に来ていただいた人力舎所属の芸人さんたちのコントで笑わせていただきました (RN:きょうはお肉の特売日)
  • 【ひ】ビシバシステムに昔いたよね、半沢直樹の小木曽次長のひと (RN:小太りクロちゃん略してコブクロ
  • 【ふ】ふせえりがちょいちょい2時間ドラマに出てくる たいてい感じ悪いおばさんの役で (RN:こんばんは)
  • 【ふ】二人で仕事しねえな、アンタッチャブル (RN:モロッコヨーグル)
    • 伊集院「(笑)しねえなあ、ほんとなあ」
  • 【へ】へえ、ゆってぃ、サッカー四級審判の資格、取ったんだ (RN:ケツエクボ)
  • 【ほ】ほら!また怖くなってきたよ鬼ヶ島の学校コントの後半 (RN:そよ風さん)
    • 伊集院「(爆笑)あれが味だからね」
  • 【ほ】「本物じゃー!この古伊万里は本物なんじゃー!」と鑑定士にくってかかる依頼人のくそじじいを必死で諌める『出張!なんでも鑑定団』のリポーター住田隆 (RN:ちょっかい)
    • 伊集院「俺もやってましたけど、鑑定団の出張(リポーター)は。なかなか切り替えのむずかしい……、だから温厚にあの場をおさめられる、わりと腕のある人しかやってないとおもう」
  • 【ほ】「本番前に挨拶こないなんて、お前ら、素敵やん?」……って言うと思たかこのあほんだらー!! (RN:小太りクロちゃん略してコブクロ
    • 伊集院「東京03の札ですね」

ビシバシステムが全員登場する渋めの“は行”でした。

ほか放送雑感

昨年末、番組で急に(いや、毎年やってたかもしれないけど)「ことしの放送で一番好きだったトークを教えてください」と募集をしてて、「ネタ投稿はできないけどそれなら送れる!」と焦って律儀に2013年1月分から聞き返してるうちに応募に間に合わなかったので(わかってる、そういうことじゃないんだよね、聞き返さずとも印象に残ってるってことよね)、ことしは努めて面白かった放送の感想を書く。……ようにしたい。

  • フリートーク。家を建て替えることがあればぜひともヘーベルハウスで、と伊集院さん。テレビ東京で放送中の『ヘーベルハウス劇場 ふるさと再生 日本の昔ばなし』が(かつてのTBS『日本昔ばなし』の魂を引き継ぐ番組として)すばらしいと絶賛。エアロバイクのおともに見ているそうな。『浦島太郎』などの有名な話でもわりと解釈や演出が独特だと。太郎が自分の漁師の仕事に疑問を感じていたり、子どもたちは亀をいじめているのではなく穴に落ちたのを助けず見ているだけだったり、「亀を助けておやり、生き物はだいじに」と諭す太郎に子どもらが、自分だって漁師として海の生き物を獲ってるじゃないかと反論すると太郎が「おれは生きていくためにやっている」と答えたり、恩返しする亀が太郎を海に連れていくときのナレーションが「深く深くもぐっていくような、逆に天に昇っていくような気持ちじゃった」とさらりと死を思わせたり。それらをエアロバイクこぎながら朦朧と見ているとへんな気持ちになってたのしい、と。この番組を一社提供で続けているヘーベルハウスのことも讃えていて「なんなら話の最後に、村の画をだんだん引きでとっていって、そのうちの1軒の家の屋根を外して『ハーイ』って(ヘーベルハウスCMのステッカーのように)やってくれても構わないんだけど、それやっちゃうとまた(家が擬人化するという)怖い話になっちゃうから」
  • フリートーク。種田山頭火に夢中になってる伊集院さん。ラジオのスタッフにも句集を渡すほどのブーム。「自由律俳句すげえ」俳句で五七五にするだけでもすごいのに、さらに字数を減らしたりして、でもたった一字二字の加減で見える情景が格段にひろがる、と興奮。スタッフと山頭火ばなしをしていて「こういう句あったよね、旅の途中で野っ原に寝っころがってるとその投げ出した足にとんぼが……」と句自体を言うのではなくその句で自分が見た情景を話すと相手も「あった、あった!」と一緒にいった旅行の思い出のように共感してくれ、どの句だっけと調べると、たった十数字の句が書かれてあるだけだった、と。

伊集院さんの温故知新トーク好きだな。素直に「おもしろい」と感動している一方で、しっかり伊集院フィルターで話してくれるのがたまらんね。いま46歳の伊集院さん、ここ数年で特にそういう話が増えてきた気がする。昨年はたしか松尾芭蕉の旅の話を超グルーヴィーに語ってて腹かかえて笑ったわ。