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津村さん小説の文庫解説に小籔さん

津村記久子 雑記

 

八番筋カウンシル (朝日文庫)

八番筋カウンシル (朝日文庫)

 

 文庫が出た。読んでる作品だったので文庫は急いで買わなくても、と思ったが、解説が小籔千豊さんとわかり、やや、と手に取った。

津村さんのエッセイ『やりたいことは二度寝だけ』に、芥川賞を受賞したことがまだ自分にしっくり来ていないという話がある。その文章は受賞直後に『文學界』から依頼された原稿らしい。そこで

今も別の人が受賞したという夢を見る。おとといなんて会社からの帰りの電車で、吉本新喜劇小籔千豊芥川賞を受賞し、「文學界」のこのエッセイを書いたのを読んでいる夢を見て、あやうく最寄り駅を寝過ごしかけた。夢の中で、わたしはその結果に至極納得して、エッセイを熟読していた。ギャグは一切交えず、今の文学の状況を、本気で憂えている内容だった。 

 

と書いていた。『文學界』で“小籔千豊”って書いたんだ、と笑ってしまった。あと小籔さん、多才だから文学賞とるのもないことないと思えるし、本気で憂えているのも小籔さんらしい。

……というのがとても印象に残っていたので、本屋で見かけたこの『八番筋カウンシル』文庫の解説が小籔さんと知り、2人の関係がなんだか嬉しくなったのだ。

そんでまた、小籔さんの解説の書き出しが。

芥川賞にはあこがれがあります。人がもらう賞の中でいちばんうらやましく思うものなんですよ。

つながったーーー!(かな?)

そういうわけで文庫買いました。